レオポルト・アウアー

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レオポルト アウアー自伝 サンクト・ペテルブルクの思い出

レオポルト・アウアー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784915884726
ISBN 10 : 4915884724
Format
Books
Release Date
August/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

帝政ロシア―チャイコフスキー、リムスキー=コルサコフを生んだロシア・クラシック音楽の黄金時代。偉大なヴァイオリニストが語る、もうひとつの西洋音楽史。

目次 : ロシア革命―古き世は移りゆく(一九一七年)/ 音楽修業―ヴェスプレームからパリへ(一八四五‐六一年)/ ナポレオン三世治世下のパリ/ ハノーファーでヨアヒムと/ デュッセルドルフ、ハンブルク、そしてミュラー四重奏団/ 保養地での音楽(一八六四‐六五年、一八七三年)/ 勲章と音楽家、ウルマン主催の演奏旅行/ 一八六八年、ペテルブルクに赴く/ 一八六〇年代、ロシアの音楽界/ ロンドンの音楽シーズン(一八七一年)/ ロシア宮廷での音楽生活/ チャイコフスキーと新ロシア楽派/ パデレフスキと初対面、リスト訪問、二人の親友の死/ ロシア音楽協会管弦楽団の指揮者として/ 二人のロシア皇帝の戴冠式/ チャイコフスキーとアントン・ルビンシテインの死、ベルリン、オデッサ、ミュンヘン演奏旅行(一八九四年)/ バルカン半島の演奏旅行―皇帝アブデュルハミト二世の宮廷/ 神童たち/ ロシア最後の十二年(一九〇五‐一七年)/ アメリカの音楽事情

【著者紹介】
レオポルト・アウアー : ハンガリー出身のヴァイオリニスト・教師・指揮者。1845年、ヴェスプレームに生まれる。ペストでリドリー=コーネ、ヴィーンでドントにヴァイオリンの基礎を学んだ後、ハノーファーでヨアヒムに師事。1868年から49年間にわたりペテルブルク音楽院で教え、ヴュータン、ヴィエニャフスキとともにヴァイオリンのロシア楽派の礎を築く。1918年、ロシア革命の混乱を避けて米国へ渡り、シカゴ音楽学校、ジュリアード音楽院、カーチス音楽院ほかで指導を続ける一方、各地で演奏活動を行う。1930年、ドレスデン郊外ロシュヴィッツで死去。60年以上におよぶ教師生活で、ジンバリスト、エルマン、ポリアキン、ザイデル、ハイフェッツ、ミルシテインなど、20世紀に活躍した名演奏家を育てた

角英憲 : 1973年、石川県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了(哲学)。IT関連企業、古書店チェーン本部勤務などを経て、現在ウェブ古書店経営のかたわら翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Wataru Hoshii

    アウアーといえばヴァイオリンのロシアン・スクールの祖である。革命後にアメリカに移住した彼の系譜はヒラリー・ハーンまでつながる。この回想録はワーグナー以降の19世紀後半のドイツ後期ロマン派、そしてチャイコフスキーとロシア5人組が活躍するロシア音楽の黄金期の同時代人の貴重な証言に満ちていて圧倒される。直接体験による驚きのエピソードが次々出てくるが、チャイコフスキーの協奏曲を演奏不能として突き返したという有名な逸話については、いやあ確かに直したかったけど忙しかっただけで…とすごく言い訳っぽく書いていておかしい。

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