レイフ・gw・ペーション

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平凡すぎる犠牲者 創元推理文庫

レイフ・gw・ペーション

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488192082
ISBN 10 : 4488192084
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

殺されたのは、アルコール依存症で年金生活者の老人だった。きわめてありふれた事件。捜査にあたるのはベックストレーム警部以下、一癖も二癖もあるソルナ署の刑事たちだ。同じアパートの住人や、競馬仲間と、一筋縄ではいかない関係者にも事欠かない。有力な容疑の一人だった第一発見者の新聞配達人が死体で発見され、捜査は混迷を極める。スウェーデンミステリ界の重鎮、『許されざる者』で5冠獲得の著者の、最新シリーズ第2弾。

【著者紹介】
レイフ・GW・ペーション : 1945年スウェーデン、ストックホルム生まれ。スウェーデンを代表するミステリ作家のひとり。犯罪学教授として、国家警察委員会の顧問も務めていた。1978年にデビュー作Grisfestenを発表

久山葉子 : 1975年兵庫県生まれ。神戸女学院大学文学部英文科卒。スウェーデン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ベックストレーム警部が登場する前作「見習...

投稿日:2021/04/13 (火)

ベックストレーム警部が登場する前作「見習い警官殺し」(上下、創元推理文庫)を読んだ時は大いにとまどった。ベックストレーム警部は自信満々で捜査方針も理にかなったもので、まさか後半であんなダメダメぶりを発揮するとは思いもよらなかったからだ。本作では、ベックストレーム警部の「威張っているだけで本当は無能」というキャラが分かっていたので、どこで失敗するかなあと思いつつ、安心して読み始めたのだが……。後はネタバレになるので書かないが、思わぬどんでん返しが待っている。ベックストレームの特異なキャラ設定は別にしても、警察小説として十分水準に達している。必読とは言わないが、読んで損はない。

うーちゃん さん | 静岡県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鴨ミール

    何度も挑戦してやっと読了した😁北欧のミステリーといっても、社会派の真面目な小説からベックストレームを主人公とするお下品な言葉連発の小説まであるから面白い。今回はベックストレームが活躍する場面が多くて、ちょっと驚く(笑)読了したからか、またこの沼にハマりたくなってきた。翻訳、お待ちしています。

  • ハスゴン

    ミステリのジャンルと言っていいのかわからないけど、どうしようもないキャラクターが解決してしまう物語はいつ読んでも楽しめます。 今回はたいとるも素敵でした。

  • むつこ

    この作家さんの題名に目を引かれ手にとるがイメージとは異なる。北欧の作品は多国籍な人種が描かれるがこちらも遠いお国のためかもともと興味がないからか、名前から肌の色のイメージが湧かないので主人公が「外人」と愚痴るたびに「ふぅ〜ん、そんなものか」と思ってしまった。シリーズ2作目、嫌われ者の警察官・ベックストレームは経験豊富なためしっかり事件の真相に迫る、職場にいればイヤなタイプだけど読者の私は好きかもしれない主人公だ。なんとなく英国のミステリー小説に似てる文体かも。

  • ベックストレームって、一体(-_-メ)人種差別に性差別の暴言ばかり…。なのに、先が気になり読んでしまったのは私です(^^;

  • himehikage

    有能だか無能だか分からないままに事件は解決してしまうチビでデブの警部が主人公の、スウェーデン警察ミステリー。チビ、デブはともかく、人種に対する差別発言の連発には私も引いてしまった口。しかし、スウェーデンは多くの移民を受け入れている。難民ですらほとんど受けいれず、故国に送り返してしまう可能性の高い法律を通そうとしている国の者には、何も言う資格がない

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