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環境としての建築 建築デザインと環境技術 Sd選書

レイナー・バンハム

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784306052604
ISBN 10 : 4306052605
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

サステイナブルデザインの近代建築史、再刊なる。空調・換気、照明・採光…ライト、ル・コルビュジエ、カーンら巨匠たちによる環境技術と空間設計の融合。環境デザインの系譜を描いた歴史的名著、待望の新装版。

目次 : 不当な弁明/ 環境管理/ 暗い悪魔的一世紀/ 部品のひとそろい―熱と光/ 大建築の環境/ 調整された住宅/ 機械美学の環境/ 住むための機械/ 完全な制御を目指して/ 隠された力/ 露わされた力/ 方法の範囲

【著者紹介】
レイナー・バンハム : 建築史家、建築評論家。1922年生まれ。ロンドン大学コートールド美術研究所卒業。1958年博士号取得。『アーキテクチュラル・レビュー』誌の編集者、シカゴのグレアム財団研究員を経て、1969年よりロンドン大学教授。1988年逝去

堀江悟郎 : 1917年大阪生まれ。1940年京都帝国大学工学部建築学科卒業。建築設備学・建築環境工学を専攻し、北海道大学、京都大学、関西大学で教授を務め、京都建築専門学校校長、日本建築学会副会長などを歴任。1997年京都大学名誉教授。1999年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roughfractus02

    モダニズム建築批判が展開される60年代末、著者は「環境」を建築の内部空間と呼び、そこで生活する者の快適さを重視した建築を提案した。空気の流れや湿度の調整から建築内の構造を捉え直す本書は、そのような課題を建築家自身が設計段階で解決することの困難を説き、建築家が構造のみを考える近代建築の終焉を宣言する。ル・コルビュジエの建築を環境から批判し、F・L・ライトやL・カーンを評価する本書は、住む者の経験を含む長期スパンから建築家の設計と施工者の技術、湿度調整機等の機械技術との協調による建築を主張する(1969刊)。

  • T.Matsumoto

    1969年の著作なので、現代の建築設備技術とはかなりの差がありますが、主張されている内容は今と変わらないように見えました。具体例が古過ぎるので、現代版の新刊が待たれます。ノーマン・フォスター卿やARUP、NIKKEN、竹中工務店あたりは、相当に洗練度を高めており、魅力的な展開が期待できると思います。訳がもう少しこなれていれば、さらに良かったかと。デッドスペースが「死空間」と訳されると辛いです。監訳者がいなかったのも、時代の影響かと思われるところです。

  • May

    論旨には今でも新しく重要な点が多いと思う。環境技術というと熱環境が主題になりがちな昨今だけど、それと同じくらい光について紙数が割かれているところに、バンハムの建築批評家としての構想が込められていると感じる。一番参考になったのはF.L.ライトの章。でも、全体として翻訳がヘタクソすぎる。努めて直訳にしたというようなことが断ってあるけど、バンハムを訳すなら批評的な意図をきちんと汲める人が訳すべきだと思う。

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