レイチェル・ブライアン

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子どもを守る言葉「同意」って何? Yes、noは自分が決める!

レイチェル・ブライアン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784083331664
ISBN 10 : 4083331666
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「暴力から自分を守り、相手を傷つけない」そんな子どもになるための大切な言葉は「同意」。楽しく読めて知恵と勇気が身に付く一冊!

大切な子どもたちに、自分を守り人を傷つけない「知恵と勇気」を与えたい!
面白くて役に立つ&大人にも新鮮でためになる、すべての子どもに贈る1冊。

世界中で問題になっている、子どもの間での/子どもに対する、イジメや暴力。親やまわりの人たちが気をつけていても、社会の変化でSNSやゲームなど、子どもの世界は知らないところで広がっていて、危険は高まる一方です。じゃあ、どうやって身を守ることを教えればいい? のびのびと育てられる? そんな思いを形にしたのがこの本です。
キーワードは、タイトルの言葉、「同意」です。

著者のレイチェルは、世界的な超人気動画、「Tea Consent(お茶と同意)」を作ったアニメーター。自身の娘が「学校で突然男の子にキスされた」と話すのを聞いて、「子どもこそ『同意』を知るべき!」と、まず子どもむけのビデオを作り、この本を作りました。

楽しいイラストと文で著者が紹介するのは、「同意」と「バウンダリー(境界線)」という、耳に新しい言葉。それは、健やかな人間関係を育む基本の知識。
子どもたちが自分のこころとからだを大切にすることを知り、身近な危機に気づき、身を守れるようになることや、自分に向けて起こされたアクションに対して「いいよ」、「いや」、「ダメ」、「助けて!」などの意思を表すために必要なものです。

大切なのは、おたがいに相手の「同意する/同意しない」を必ず確かめて、尊重すること。それって実は、大人にとっても難しいことかもしれません。でも、この本ではとてもシンプルにわかります。そう、子どもたちだけでなく、実はそれを学んで来なかった、多くの大人たちにも、とても役に立つ一冊なのです!

小学2年生くらいからひとりで読める本ですが、大人と一緒ならもっと小さくてもOK。
まずは、この本に出てくるいろんな「キミ」と仲良しになるところから始まって、気づけば自分なりの「バウンダリー」や「同意」のありかたが身につくはず。
それは、生涯にわたって子どもを守る、大切な宝物になるのです。

◆普段から読んでいると、こんなとき、きっと役に立ちます!
・イジメにあったとき
・トラブルで困っているとき
・友だちや親子間、恋人と、学校や職場での、人間関係がうまくいかないとき

◆大切な子どもをこんなふうに育てたいなら、ぜひ!
・自分を大切にして自信が持てる子どもに
・自分を押しころさず、友だちや家族と気持よい関係が保てる子に
・人に思いやりをもって接し、励ましあうことができる子に
・その子らしく、幸せにのびのびと生きていけるように!
・犯罪や暴力の被害者、加害者にならない!

【著者紹介】
レイチェル・ブライアン : 米国ブラウン大学で生物学を学び、アーティストとして活動するかたわら、生理学、生物学、数学を、高校や大学で教えていた。その後ブルー・シート・スタジオを創立し、社長およびチーフアニメーターとして活躍している。「性的同意」についてわかりやすく説明する動画「ティー・コンセント(お茶と同意)」、を共同制作し、世界中から注目を集める。その後、娘の体験をもとに子ども向けの動画「コンセント・フォア・キッズ」を公開し、現在、これら動画は25以上の言語に翻訳され、世界で1億5000万人の人たちに閲覧されている。ロードアイランド州プロビデンスに、3人の子どもとくらしている

中井はるの : 娘の誕生をきっかけに児童文学の翻訳の道に。『木の葉のホームワーク』(講談社)で第60回産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    分類368。児童書。とても大事なことが書いてある、大人も読んで欲しい。ふりがなは一部のみ▽「何かをしたければ、常に相手に聞いて確認しあうもの」バウンダリー=境界線は自分で決めることができる。バウンダリーは相手によって変わるし、変えてもいい。バウンダリーは途中で変えてもいい▽今は恋愛ドラマでもBLでも「同意」が必要です。「キスしていい?」って確認してからじゃないとキスしてはいけません。それが当たり前の世界になって欲しい。巻末に相談窓口の情報あり。良本。2020年発行

  • ほんわか・かめ

    自分を守り相手のことも守る“バウンダリー(境界線)”と“同意”について、丁寧に繰り返し教えてくれるとても良い本だと思いました。“同意”には練習が必要というのには、なるほど!と思わされました。上手にNOを伝えられなかったり、相手のNOをくみ取ることができなかったりすると誤解や支配関係が生じてしまいますよね。NOと言われたらやめる!相手のバウンダリーを侵さない!イジメも性的強要も根本は同じですね。後半は助けの求め方にも言及。〈2020集英社〉

  • うー

    人とのバウンダリー(境界線)は自分で決めて良い!なんてわかりやすくスッキリ、ハッキリした本だろう。そして『自分は他の人のバウンダリーを大切にできている?』の問い掛けも良い。ジャーナリスト伊藤詩織氏からのメッセージ「幼くても問題は起こりえるので遅くとも5歳から読んで欲しい」大人と一緒に読めると良いな。

  • スイ

    良い本! とても良いなぁと思っていた動画「Tea Consent」を作った方が作者。 同意、自己決定権についてわかりやすく、楽しく書いてある。 娘にも読んだところ、大笑いしながら聞いていたけれど、これはこういうことね、これはよくないね、など自分から色々と投げ返してきたので、聞きながら考えているんだなぁとしみじみ。 図書館で借りたけど、すぐ買って家に置きます。

  • コジターレ

    これは名著。子ども向けの本だが、大人も読むべきだと思う。「同意」と「バウンダリー」、この2つについてちゃんとできている人がどれだけいるだろうか。援助の現場では「自分も相手も大切にする」という言葉がよく使われるけど、表面的な理解だったかもしれないと反省した。本書ではその理解が深まる。本書の内容を親子で、教師と生徒とで、夫婦で読むと、僕たちはもっと尊重し合える関係になると思う。

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