夢で逢いましょう

アンティーク・ショップを営むガブリエルは、この一週間、ある男性に後をつけられているのに気がついた。公園でのジョギング中、意を決してストーカーに反撃しようとしたところ、なんとその男は刑事で、彼女は逮捕されてしまう。その刑事ジョセフは、大富豪のもとから盗まれたモネの絵の行方を追っており、ガブリエルの店が盗品の古美術品の売買に関わっているという密告をうけて、彼女を尾行していたのだった。全く身に覚えのない話に驚くガブリエル。そこでジョセフは、もう１人の重要参考人、ガブリエルの共同経営者ケヴィンを捜査するため、店に潜入することに。彼女の恋人の便利屋が店の手伝いにきたという名目で。ビジネス・パートナーにかけられた嫌疑をはらそうとし、しぶしぶ恋人のふりに応じたガブリエルだったが…。全米ベストセラー作家が描く微笑み溢れるハッピー・ロマンス。

【著者紹介】
レイチェル ギブソン : １６歳から物語を作り始め、今や「ニューヨークタイムズ」や「ＵＳＡトゥデイ」のベストセラーリストに名を連ねる。著作のうち４作がＴＨＥ　ＲＯＭＡＮＣＥ　ＷＲＩＴＥＲＳ　ＡＭＥＲＩＣＡによる「本年のトップ１０」入り。４作目となる“ＴＲＵＥ　ＣＯＮＦＥＳＳＩＯＮＳ”（『あの夏の湖で』）はＲＩＴＡ賞（米国ロマンス作家協会賞）を受賞。ほかにも、ＴＨＥ　ＧＯＬＤＥＮ　ＨＥＡＲＴ賞、ＴＨＥ　ＮＡＴＩＯＮＡＬ　ＲＥＡＤＥＲ’Ｓ　ＣＨＯＩＣＥ、ＡＭＡＺＯＮ　ＥＤＩＴＯＲ’Ｓ　ＴＯＰ　ＰＩＣＫ、ＢＯＲＤＥＲＳの２００６年度ロマンティック・コメディー・ベストセラーに選ばれ、「パブリッシャーズ・ウィークリー」誌のＱＵＩＬＬ賞にノミネートされる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）