レイチェル・カーソン日本協会

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13歳からのレイチェル・カーソン

レイチェル・カーソン日本協会

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784780311617
ISBN 10 : 4780311616
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“私たちは、いまや分かれ道にいる。”『沈黙の春』で環境危機を訴えた言葉は、コロナ・パンデミックのいま、輝きを増す。しなやかで強い「生命の思想」に耳を傾ける。

目次 : 1章 若き日のカーソン―時代と生涯1/ 2章 カーソンの活躍―時代と生涯2/ 3章 『沈黙の春』が訴えたこと/ 4章 『センス・オブ・ワンダー』に託した思い/ 5章 文学者としての魅力/ 6章 科学者のまなざし/ 7章 未来のためにできること

【著者紹介】
上遠恵子 : エッセイスト、レイチェル・カーソン日本協会会長。レイチェル・カーソンの作品、伝記など多数の訳書もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    学生時代に「沈黙の春」を読んだだけで、海の三部作も「センス・オブ・ワンダー」も未読の私には、カーソン女史の全体像を知る有難い一冊だった。彼女の生涯を知ると、大学時代に英文学から生物学に専攻を転向し(「20歳の決断」)、作家の夢を持った科学者になった懐の深さが、傲慢で不遜な人間中心主義・人間優越主義への懐疑を生み、人間と自然との相互の関係に目を向けさせたのだと感じる。核と化学物質を「恐るべき二つの力」と批判した女史。今、その二つの脅威を背景に侵略を企てる国がある。「沈黙の春」の出版から60年目の春である。

  • こつ

    「沈黙の春」は数ページで挫折しましたが、これならいけるかもと読みました。文学の才能を早くに開花しながらも科学への道に進んだカーソン。そして大好きな科学を生かしつつ作家へ。理系と文系の才能両方あるなんてすごいです。強い反発を予期しながらも、凛として環境破壊への問題提起をしたのもすごいです。彼女が現代の現状を知ったらどう思うのか、気になるところです。

  • あろま

    図書館の本。レイチェルカーソンさんの考え方が分かりやすく書かれているので読みやすい。沈黙の春の解説と、レイチェルカーソンさんの考えを踏まえてSDGsについて書かれていたことも推せる。

  • せらーらー

    著者の『海辺』は大昔に購入したのだが、なんの予備知識もなく読んだため、全くよくわからず、結局読まずに手放してしまった。代表作『沈黙の春』は、環境問題の意識がアメリカ社会に根付くきっかけとなったとある。著者は数々の苦労、苦難、不遇に多くあったが、その都度真摯に受け入れ、懸命にできることをして生きてきた。本当は『センスオブワンダー』のような本を書きたかったようだが、死後友人たちの編纂により出版することができた。そして私たちに、重い課題と共に地球がいかに儚く素晴らしいのかを、バトンとしてしっかり送ってくれた。

  • fumikaze

    他の本も読んでみたい。

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