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ベン・ハ-キリストの物語

ルー・ウォレス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784775400241
ISBN 10 : 477540024X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

時はキリストの時代。ユダヤの貴公子ベン・ハーが、ローマ総督暗殺の濡れ衣を着せられ過酷なガレー船の奴隷に身を落とすも、懸命にはいあがる、サスペンスとロマンスに満ちた復讐劇。

【著者紹介】
ルー・ウォレス : 1827年、インディアナ州中西部に生まれる。1905年没。軍人、後に政治家。後年小説を書き、大ベストセラー『ベン・ハー』の著者として名を残す

辻本庸子 : 1951年、兵庫県生まれ。現在、神戸市外国語大学助教授。アメリカ文学専攻

武田貴子 : 1952年、大阪府生まれ。現在、名古屋短期大学教授。アメリカ文学・文化専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 春ドーナツ

    我らの主人公(ユダ・)ベン・ハーはいつ登場するのだろう?アンナよりは幾分早目だと思う。93頁だった。映画化は3度行われていて、私たちが思い浮かべるのは(喫茶店の看板娘は知らなかったけれど)1959年公開の大スペクタクル映画(4時間)だろう。戦車(チャリオット)競走の場面は特に有名である。***えっ、原作小説があったのかと驚いた。(ある年代には)題名はものすごく周知されているものの、「読んだよ」という声を一度も聞いたことのない小説を一冊ずつ紐解いて行くのも一興であろうと思って読み始める。全き宗教小説だった。

  • 花乃雪音

    チャック・パラニューク『ファイト・クラブ』あとがきで著者がカウボーイに『ファイト・クラブ』を自分が書いたと話したら「本があったのか?」と返されたというエピソードが書かれていた。これを読んで私は『ベン・ハー』が頭に浮かんだ。私にとって「本があったのか?」と一番衝撃を受けたのが本書だったからだ。映画化された4本(1907、1925,1959,2016)を見たが全てで戦車競技に焦点があてられている。その戦車競技がこんなにあっさり終わるとは思わなかった。

  • しょうたろ

    【印象に残ったセリフ】 「この世の中では、どの民族も自分たちが他に劣るなどとは思いません」 【感想】 1959年版の映画「ベン・ハー」が、2025年4月に全国の劇場で4Kリバイバル上映!!!されるとのことで、その予習として。1925年版と2016年版の映画もあわせて鑑賞した。 物語として非常に面白かった。翻訳ものでは戯曲作品に次いで読みやすい古典ではないかと思う。伝説の戦車戦は思っていたより短かかったが、周回数をカウントするための木彫りのイルカくんの存在が、物語の中で貴重な癒しポイントとなっている。

  • 刳森伸一

    細部を見るとかなり荒が目立し、思想的なところは古臭いけれど、読者を飽きさせない工夫や配慮が随所に見られ、全体的にはそれほど悪くないと思う。映画のクライマックスである戦車の場面は、あっさりし過ぎていて拍子抜けではあったけれど…

  • ホームズ

    映画が大好きなので読んでみました。やはり戦車戦の場面は映画の迫力にはかなわない感じはありましたが楽しめました(笑)

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