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ナイチンゲールが歌ってる 岩波少年文庫

ルーマー・ゴッデン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784001142600
ISBN 10 : 4001142600
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

バレエに打ちこむロッティは、おばちゃんとふたり暮らし。才能を認められて、寄宿制の王立バレエ学校を受験します。ところが一匹の子犬と出会ったことから、心に秘密をかかえることに…。人生のよろこびを歌う、ゴッデンの名作。新訳。小学4・5年以上。

【著者紹介】
脇明子 : 香川県生まれ。児童文学者、翻訳家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。ノートルダム清心女子大学名誉教授

網中いづる : 宮城県生まれ。イラストレーター。1999年にペーター賞、2003年にTIS公募プロ部門大賞、07年に講談社出版文化賞さしえ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 天の川

    伯母と二人暮らしの貧しい少女ロッティ。王立バレエ学校入学直前にロッティが手に入れたキャバリアの子犬プリンス。決して褒められた入手方法ではなかったけれど、子犬は彼女に幸せと試練を連れてきた。才能にも財にも恵まれた子どもが通うバレエ学校で素直に精進するロッティへのいじめや親友だと思っていた少女による陰口。「ナイチンゲールの歌を聴く」…バレエが何より大切だけれど、世界には沢山の大切なものがある。子犬のプリンスは彼女の世界を広げるカギとなるのだ。少しの苦味を持つゴッデンの小説はとてもいい。

  • はる

    貧しいながらもバレーの才能のある10歳の少女が、寄宿制のバレー学校に入学して成長していく物語。意地悪な天才バレー少年や、厳しいレッスン、同級生たちとの微妙な関係などが描かれる王道のストーリー。ですが、彼女がペットショップから盗まれた子犬を飼い始めたことから物語は思わぬ展開となります。1992年のゴッデン晩年の作品。古き良き時代の児童小説の雰囲気が嬉しい。ゴッデンの描く年頃の少女の物語には引き込まれてしまいます。

  • NAO

    バレリーナを目指すロッティの成長物語。ロッティは、才能はあるけれどわがまま放題の男子サルヴァトーレにやたらとからまれ、恋心のような強い憧れを抱いていたアイリーンに振り回され、ときに自分らしさを無くしたりもする。それでも、やっぱり踊ることは好きでやめられない。「ナイチンゲールが歌ってる」という題はロッティが亡くなった指導者に言われた言葉に由来する。ナイチンゲールとはバレエの音楽を象徴しているようだ。

  • ぶんこ

    ロッティを産んで亡くなってしまったバレリーナの母。ロッティは伯母に引き取られてホルバイン劇場を遊び場として育つ。母譲りのバレエの才能に恵まれ、王立バレエ学校特待生となる。同じバレエ学校の寄宿生となったサルヴァトーレは、ロッティの秘密を知り、脅して支配下に置く。好きな子を虐めるというのが読んでいて辛かったです。ロッティのバレエ人生を破壊しかねないほどの虐め。そこまで考えられなかったのでしょうが。。。今モヤモヤするのは「ナイチンゲールきくのよ」の意味。題名にもなっていますが、はて?

  • 長くつしたのピッピ

    児童文学の良さが詰まっている。貧しいけれど才能のあるロツテイは、王立バレエ団に特待生で選ばれる。母を亡くし伯母に育てられた彼女は,辛抱する事高望みしない事を知っている。経済的に恵まれた子ども達の中で自分だけ違っている事を卑下せず,前を向いて懸命に努力する姿見は涙ぐましい。秘密を握られ脅され誰にも相談できずに言われるままに従っている様子は歯痒いけれども痛ましい。周りの大人達が、優しく支えているのも良い。この時代のイギリス児童文学は、素晴らしい。

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