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おすのつぼにすんでいたおばあさん

ルーマー・ゴッデン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198613600
ISBN 10 : 4198613605
Format
Books
Release Date
May/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

湖のほとりのお酢の壺の形をした家に、貧しいおばあさんが住んでいた。ふとしたことから命を助けた魚の王様に願いを叶えてもらううちに、だんだん欲が出てきて…。物語の名手ゴッデンの家で語りつがれてきた昔話。

【著者紹介】
ルーマー・ゴッデン : 1907年12月10日生まれ、1998年11月8日没。生まれたのはイギリスのサセックス州だったが、父親の仕事の関係から生後六カ月の時にインドに移り住んだ。その後、イギリスとインドの両方の国を行き来し、作品にも色濃くその影響が現れている。長編小説、短編小説、戯曲、詩など、六十冊ほどの本を書いたが、ジャンルを問わずその根底には人生に対する肯定的な温かさがあると言われている

中川千尋 : 1958年生まれ。創作絵本に「のはらひめ―おひめさま城のひみつ」「たこのななちゃん」「きょうりゅうのたまご」(徳間書店)、「ことりだいすき」(偕成社)、「ぼくにはしっぽがあったらしい」「カッパのぬけがら」(理論社)が、翻訳作品に「たくさんのお月さま」「あざみ姫」「さんびきのくま」「アンナと冬のすみれ」(徳間書店)、「ディアノーバディ」「アンモナイトの谷」(新潮社)、「シンデレラ」(ほるぷ出版)他がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェルナーの日記

    誰の作品だったのか、忘れてしまったのだが、読んだことのある(聞いたことのある?)作品。ただし結末が違って本作では、ハッピーエンドになっている。まぁ、“悪銭身につかず”と申しましょうか。自分の身の丈にあった贅沢というものが、一番の幸せということなのだろうか?ちなみに、“おすのつぼ”の家とは、はるか昔のイングランド(厳密にいえばスコットランド)にビーカー族と呼ばれる人たちが暮らしていて、彼らの住居がビーカーのような形だったことからきたのではないかと思う。

  • 小夜風

    【小学校】貧しいおばあさんが、銀の魚を助けたことで、「願いを叶えてやろう」と言われ、はじめのうちはささやかな願いが叶う度に感謝していたのに、だんだん欲張りになってしまうお話。昔話でよく聞くお話ですが、作者のアレンジがとても良いです♪最後、元の貧乏に戻ってしまうのもお約束ですが、「私はこれで十分」と思えるところが素敵だなって思いました。良いお話でした。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    教育出版国語 3年生 【令和2年度教科書掲載本】 グリムの『漁師とおかみさん』に似たおはなし。イギリスのおはなしだそうです。おばあさんとネコのモルトが住んでいるのが、なぜおすのつぼなんだろう? 12月予定の4・6年生のブックトーク授業【テーマ 冬休みに読んでみよう】用に選書。 『司書と先生がつくる学校図書館』より3年生向け。

  • シュシュ

    同じ作者の『ラヴジョイの庭』にこの話が出てきたので再読してみた。助けた魚が願いをかなえてくれると言うので、次々にお願いしてしまうおばあさん。だんだん欲深くなってきてエスカレートしていく。でもそのうちにおばあさんは欲深い自分が恥ずかしいということに気づく。そして、魚は週に一度だけ、おばあさんに温かな食事を出してくれることになり、それ以外は元の暮らしに戻る。この結末にほっとした。翻訳をした中川千尋さんによる挿し絵もよかった。おばあさんが住んでいるおすのつぼの家の絵が特に好き。

  • ヒラP@ehon.gohon

    読んでいるうちに、『金の魚』や『漁師とおかみさん』を思い起こしてしまったのですが、善良な漁師と欲深なおかみさんという対比ではなくて、このお話はおばあさん一人で完結しているのでとても面白く読み終えました。 無欲で善良なおばあさんの中にも欲望はあったのです。 欲望は弾みがついてしまうと際限なく深くなっていくのです。 ほんのわずかな贅沢を喜べるって素晴らしいことですね。 お魚さんの包容力にも救われました。

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