ルース・ベイダー・ギンズバーグ

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ルース・ベイダー・ギンズバーグ アメリカを変えた女性

ルース・ベイダー・ギンズバーグ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794972910
ISBN 10 : 4794972911
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アメリカ連邦最高裁史上2人目の女性裁判官であり、2020年9月18日に87歳で亡くなるまでその任を務めたルース・ベイダー・ギンズバーグ。平等の実現に向けて闘う姿勢やユーモアのある発言で国中の尊敬と支持を集め、ポップ・カルチャーのアイコンとまでなった“RBG”の生涯と業績をたどる。1970年代に弁護士として関わった性差別をめぐる3つの裁判の記録と、連邦最高裁裁判官として4つの判決で書いた法廷意見や反対意見を自身のセレクトで収載。また、長いキャリアと家族生活について語った最晩年の対談と3つの講演を収めた。RBG最後の著作。

目次 : 第1章 ヘルマ・ヒル・ケイ記念講演(ヘルマ・ヒル・ケイの思い出に/ 対談)/ 第2章 弁護士時代(モーリッツ対内国歳入庁長官事件控訴趣意書/ フロンティエロ対リチャードソン判決口頭弁論 ほか)/ 第3章 連邦最高裁裁判官として(ルース・ベイダー・ギンズバーグの連邦最高裁裁判官への指名について/ 合衆国対バージニア州判決(1996年))/ 第4章 近年の講演(ルイス・D・ブランダイスから学んだこと/ ジェネシス基金による生涯功績賞授賞式での講演 ほか)

【著者紹介】
ルース・ベイダー・ギンズバーグ : アメリカの法律家。1993年にクリントン大統領の指名を受け、連邦最高裁裁判官に就任。性差別の撤廃など、平等を求めるリベラル派の代表的存在として国内で大きな影響力を持ち、著名なラッパー「ノトーリアスB.I.G.」をもじって「ノトーリアスR.B.G.」と呼ばれるなど、“ポップ・カルチャーの新しい象徴”とも評された。2020年9月18日死去

アマンダ・L.タイラー : カリフォルニア大学バークレー校ロースクール教授。専門は連邦裁判所、憲法、法制史、民事訴訟法、法解釈など。1999年から2000年にかけて、ルース・ベイダ・ギンズバーグ裁判官のロークラークを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • fwhd8325

    NHKの「映像の世紀」で、女性であるがうえ苦しんだ女性たちの物語に重ねてルース・ベイダー・ギンズバーグの物語の構成がとてもよく、ならばと、手にした作品です。題材にしている事例は、実感として把握できない面もありますが、骨太な人生がそのままストレートに描かれていると思います。公平が守られるためには、性別、人種による差別があってはいけない。それはシンプルなことでありながらとても遠い道程。正しいものを追求した美しい人生だと思います。アンネ・フランクの言葉を取り上げた2018年の講演は、素晴らしい内容です。

  • りんりん

    映画(「ビリーブ」「RGB最強の85歳」)を見てRBGと呼ばれた女性に興味を持って読んだ。アメリカの法律や裁判制度に詳しくないので読みづらいところも多かったが、理論で「平等」であることにこだわり続けたことは理解できたと思う。RGBの死後、トランプの指名で保守派が圧倒的に有利になり、人工妊娠中絶を憲法上の権利と認めた判決が覆された。これからアメリカはどうなってしまうのか。中絶に関しては宗教的な問題もあるのだろうけれど、必死で勝ち得た女性の権利がひとつ失われた。

  • PETE

    RBGの伝記よりも、むしろ連邦最高裁で書いた多数意見や(悲しいかな)反対意見に基づいて、彼女の偉大さを示すことを目指した本。大学時代の外書講読で読んだ判決文に比べて、法文に対する審査基準、立証責任の明確化、背景となる社会的問題への言及など、遥かに詳細になっており、日本では考えられない社会的地位や半ばセレブ化した人気をRBGが得たのも納得がいく。 それにしても浮き上がるのが、南部白人・宗教右派の有害性と、それを是認する判事たちの知的精密さの欠如。他国を嘲る余裕はないが。

  • K.C.

    #NotoriousBIG ことギンズバーグ連邦最高裁判事との共著。かつて連邦最高裁の判例を原文で読んだことがあるが、こういうかたちでキュレーションされるのもなかなかない。日本で最高裁判事の反対意見集がまとまることがあるのか(慕った法学者が記念や追悼の論文集を出すことはあっても)。選ばれたケースや対談には、ひとしれないノトーリアスな一本筋の通ったものが見えるような気がする。法学を少しでもかじったことがあって拒否反応を起こさなければ、伝記を読むよりも面白い。

  • むっち

    裁判官は立法府によって作られる法律が多数の横暴となり時には少数者の人権を侵害する危険があるから法の支配の体言者として違憲立法審査権を持つ保守的存在だという教科書的理解を変える。女性の差別をめぐる事件で最高裁の少数意見(RBGが代表して声明)が、その後連邦議会の支持を得て新しい法律が生まれ、その法律に事件当事者の名前が冠されたという逸話はアメリカの裁判官の民主主義と人権保障への役割を示すものだと感心した。

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