ルーシ・M・ボストン

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グリ-ン・ノウの川

ルーシ・M・ボストン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784566012639
ISBN 10 : 4566012638
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

イギリスの古い屋敷グリーン・ノウ。夏のあいだ、グリーン・ノウの屋敷を借りたのは、ビギン博士とミス・シビラという2人の女の人だった。ふたりは屋敷に、3人の子どもたちを招待する…。

【著者紹介】
ルーシー・M・ボストン : 1892年、イングランド北西部ランカシャー州に生まれる。オックスフォード大学を退学後、ロンドンの聖トマス病院で看護師の訓練を受ける。1917年に結婚。一男をもうける。その後、ヘミングフォード・グレイにある12世紀に建てられた領主館(マナー・ハウス)を購入し、庭園づくりや、パッチワーク製作にたずさわりながら、60歳を過ぎてから、創作を発表しはじめる。代表作は、6巻の「グリーン・ノウ」シリーズ。1962年、『グリーン・ノウのお客さま』でカーネギー賞を受賞。1990年没

亀井俊介 : 1932年、岐阜県に生まれる。東京大学名誉教授。岐阜女子大学教授。『近代文学におけるホイットマンの運命』(研究社出版)で日本学士院賞、『サーカスが来た!―アメリカ大衆文化覚書』(岩波書店)で日本エッセイストクラブ賞、『アメリカン・ヒーローの系譜』(研究社出版)で大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さつき

    前二作とは登場人物がガラリと変わることに最初は戸惑いました。でもカヌーに乗っていろんな島に冒険!となると俄然張り切ってしまいます。静かな夜明けやこうこうと輝く月のもと、川に出ていくなんて素晴らしいでしょうね。巨人や羽のある馬など不思議な生き物との出会いもありワクワクが止まりませんでした。こんなに楽しい休暇を過ごす子供たちが難民であること。世捨て人の存在もからみ、ただ楽しい物語で終わらないところが、さすがです。

  • ぶんこ

    グリーン・ノウのお屋敷が舞台なのですが、ひいおばあちゃんもトーリーもご先祖も出てきません。3巻目ですが私の感覚では別の物語。訳者あとがきで初めてひいおばあちゃんが長い旅行に出ている間貸し出したと書かれていました。原作には書いてあったのでしょうか?初っ端の違和感が最後まで続き、正直私にとってはイマイチ。4巻目からは元の登場人物に戻っていることを願ってしまいます。研究熱心なビギン博士と料理上手なシビラのキャラが魅力的なので、別物語としてもう少し深く楽しみたいです。子どもたちはトーリーたちが好き。

  • Norico

    2作目読んで、出てくる人じゃなくて、グリーン・ノウそれ自体が主役の物語なんだと分かったつもりだったけど、トーリーもおばあちゃんも出てこないとは!前回で裕福になったせいかトーリーとおばあちゃんはバカンスに出かけたみたい。夏の間家を借りた2人の女性が呼んだ3人の子どもたちの冒険。最後の3人の言葉が刺さるなぁ。自分も気をつけなきゃいけない。世界中で一番欲しいもので、しかも目の前にあるのに、なぜ見ようとしないのか

  • シルク

    グリーン・ノウ物語第三弾。こども時代の輝き、こども時代だけの魔法を描いた、美しい物語……なのだけど。ラスト近く、巨人が発した台詞で、それまでのうっとりと物語に酔っていた気持ちが一気にさめたわわたくし的には。広島、長崎をおちょくるようなと、いうのか……。その台詞のたったひとつ、記述としてはたった一行故に、わたくしはもう二度と手には取らん。……グリーン・ノウは夏。二人の老婦人がこの邸を借りている。二人は施設のこども達を招いて、この素晴らしい土地で真珠のような夏の休暇を過ごさせることにした……てな物語。

  • じょうこ

    3作目。広がる空間は、川となった。子どもたちは現在進行形になり、見守る大人は女史2人(カップルにちがいない、魅力的な間柄)となった。枠組としては、グリーンノウを拠点に、3人の子どもたちがカヌーに乗って川を巡り、冒険をし、地図を作る。RPG的なのだけれど、文学による表現は、うーん、何て言えばいいんだろう? ゲームよりずっと3Dで、風が吹いたり、薫ったり、体が右に左に揺れたり。また再読したいと思わせる。

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