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ISBN 10 : 4862852238
Content Description
本巻では1643年7月から1646年初頭までの132通の書簡が扱われる。これらの書簡には、大学組織や行政を巻き込んだ新旧の哲学論争に関わる「ユトレヒト紛争」(1641‐43)、「フローニンゲン訴訟」の記録、そして『哲学原理』の出版(1644)などに関連した自然学・形而上学の議論から、本巻の半数近くを占めるエリザベト王女との往復書簡での多岐にわたる活発な議論が収録されている。
目次 : エリザベトからデカルトへ ハーグ 1643年7月1日「心身の相互作用への疑問」/ デカルトからベヴェルヴェイクへ エフモント・アン・デン・フフ 1643年7月5日「心臓の運動と血液の循環」/ デカルトからコルヴィウスへ エフモント・アン・デン・フフ 1643年7月5日「ヴォエティウス論難の正当性」/ デカルトからユトレヒト市参事会へ エフモント・アン・デン・フフ 1643年7月6日「ユトレヒト市参事会の召喚に対する返答」/ デカルトからコルヴィウスへ 1643年7月6日「オクターブの音階」/ デカルトからウィレムへ アムステルダム 1643年7月10日「返答の印刷とウィレムへの送付」/ デカルトからホイヘンスへ アムステルダム 1643年7月10日「助言への感謝」/ デカルトからブラントへ エフモント・アン・デン・フフ 1643年7月18日「時計の修理」/ デカルトからコルヴィウスへ エフモント・アン・デン・フフ 1643年9月5日「ベヴェルヴェイクとの約束、キルヒャー、ウェンデリヌス」/ デカルトから某へ エフモント・アン・デン・フフ 1643年9月15日‐23日「ユトレヒトの動向」〔ほか〕
【著者紹介】
倉田隆 : 1951年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程。島根大学教授
山田弘明 : 1945年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程。名古屋大学名誉教授
久保田進一 : 1967年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程。金沢大学特任助教
クレール・フォヴェルグ : 1964年生まれ。トゥールーズ大学哲学研究科博士課程。モンペリエ大学研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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