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マキアヴェッリ 転換期の危機分析

ルネ・ケーニヒ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784588007309
ISBN 10 : 4588007300
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

政変によって職を奪われ、不本意な隠遁生活を強いられた小役人、閑暇ゆえに執筆活動に専念するほかなかった失意の文学者としてマキアヴェッリを捉え、見失われた〈秩序〉を描いたユートピアンとしての肖像を描き出す。

【著者紹介】
ジェイナ・マシューズ : 1906年、マクデブルクに生まれる。ウィーンで東洋語学を、ベルリンとパリで社会学、民族学、哲学を修めた。パリ留学から戻ったあと、1935年に著わした『ドイツの大学制度について』がナチスの反感を買ったため、弾圧を逃れてスイスに亡命し、チューリヒ大学で大学教授資格を取得している。戦後はドイツへ戻り、1949年から74年まで、レオポルト・フォン・ヴィーゼの後任としてケルン大学社会学研究所の所長を務め、いわゆるケルン学派を創出した。また、国際社会学協会の会長としても社会学に大きく貢献した。1992年没

小川さくえ : 長崎県に生まれる。大阪市立大学大学院博士課程修了。ドイツ文学専攻。現在、宮崎大学教授

片岡律子 : 東京に生まれる。学習院大学大学院修士課程修了。ドイツ文学専攻。現在、日本女子体育大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • うえ

    「フィレンツェのさまざまな党派に対するマキアヴェッリの立場も最初からあいまいで…「バッレスケン」(メディチ家)とは元来なんの関係もなったし、古い貴族である「アッラビアーティ」の一派とも無関係だった。どちらかといえば彼がつきあっていたのは、遊蕩児や「悪友」たち、つまり毎日を愉快に過ごすことを好み、フィレンツェでは事欠かぬセンセーショナルな政治劇のさいには、ときには武器を手にとり…押し合いへし合いするような連中であったと思われる。…しかしマキアヴェッリには、遊蕩児の仲間になりきるだけの金がなかった。」

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