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この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた 河出文庫

ルイス・ダートネル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309464800
ISBN 10 : 4309464807
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

文明が滅びたあと、あなたはどのように生き残るのか?穀物の栽培や紡績、製鉄、発電、印刷、電気通信など、人類が蓄積してきた厖大な知識をどのように再構築し、文明を再建するのか?日々の生活を取り巻くさまざまな科学技術と、その発達の歴史について知り、「科学とは何か?」を考える、世界一五カ国で刊行の大ベストセラー!

目次 : 序章/ 僕らの知る世界の終焉/ 猶予期間/ 農業/ 食糧と衣服/ 物質/ 材料/ 医薬品/ 人びとに動力を―パワー・トゥ・ザ・ピープル/ 輸送機関/ コミュニケーション/ 応用化学/ 時間と場所/ 最大の発明/ おわりに

【著者紹介】
ルイス・ダートネル : イギリス・レスター大学のイギリス宇宙局の研究者で、宇宙生物学が専門。火星における生命の痕跡を探すプロジェクトに関わっている

東郷えりか : 上智大学外国語学部フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヨーイチ

    訳者のあとがきで述べているが、題名の決定で苦労したらしい。例えば北斗の拳とかマッドマックス世界程度の人間は生き残るが社会的なインフラが根底から破壊され尽くした様な世界で人類は如何に再生を試みるか?って観点から科学と工学の発達史が開陳される。身近で手に入る材料から必要な物を作っていき、それを元に更に複雑なな物を作って行く過程は歴史の追体験の様。必要なもの、便利なものが「貨幣」を介して手に入るようになったって事が大いなる社会の進歩の結果である事を再認識させられた。続く

  • ばんだねいっぺい

    科学って大事!な必殺の一冊。これを教科書にしてもらって、体験学習を通じて学校で学びたかった。いかに文明にあぐらをかいているかがわかる。パンデミックも高齢化も予想されてたんだよな。予想されていても。そして、たぶん、大破局もたぶん。

  • アナクマ

    終章13章_産業革命はなぜ中国ではなく、18世紀の英国で起きたのか。中国にも石炭はあったけど「労働力は安く、資本家(候補)に利益は期待できなかった」。科学はそれのみでは駆動しない。「社会経済的な環境」=何らかのインセンティブが必要である(逆に「適度な人口で、天然資源を持続可能なかたちで利用できる能力に達したら(文明は)平衡状態になるのかもしれない」と言う)◉最後に、最大の発明として計測器が挙げられる。つまりそれは、科学的な思考法を採用することと、それを実現する技術を持つことの象徴だと言えるでしょう。

  • アナクマ

    科学シミュレーションものの面白さは、ものごとの本質が抽出される点。日ごろ目にする文化・文明に派生する表層的な事象ではなく、その基層に横たわる本質的・絶対的で反証し難いシンプルな原理、それが浮き彫りになるところがたまらない。◉例えば「破局後」は現代医療にアクセスできないので、手洗いが基本的なサバイバル技術になるとか(「マナーの問題ではない」この1年間で多くの人類が思い知らされた)。木材の有益さはいくら誇張しても足りない(「種類ごとに特性があって幅広い用途がある」)が、文明復興には炭焼き技術が必要、とか。→

  • アナクマ

    本書の前提→ 建築物などはそのままにイギリスに1万人(日本なら2万人。60-70万都市…八王子、川口、鹿児島、船橋、足立区、静岡、岡山、相模原だと各100人)が生き残った場合の文明再起動シミュレーション。◉ 1-2章_直後に必要なのは避難場所と火の確保。次に水。食糧は保存期限の短い順に摂り、できれば薬と燃料、電源も。◉あたりまえに有るものが「ない世界」を想像したい動機は、単なるSF的愉楽と被災訓練。またそれ以上に、日常という薄皮を支える根幹を意識しておきたいという思い。

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