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カモメに飛ぶことを教えた猫 改版 白水uブックス

ルイス・セプルベダ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560072233
ISBN 10 : 456007223X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

銀色のつばさのカモメ、ケンガーは、ハンブルクのとあるバルコニーに墜落する。そこには一匹の黒い猫がいた。名前はゾルバ。瀕死のカモメは、これから産み落とす卵をこの猫に託すことになる。が、その前に三つの厳粛な誓いをゾルバに立てさせる。その約束を守るには、大いなる知恵と、なかまたちの協力が必要だった…。愛と勇気と感動の、世界的ベストセラー小説!

【著者紹介】
ルイス・セプルベダ : 1949年、南米のチリに生まれる。アジェンデ政権がクーデタによって倒れた際に、投獄され、およそ二年半の刑務所暮らしを余儀なくされる。その後アムネスティの働きかけで解放されたあとは、各地を旅してまわり、1980年からはドイツのハンブルクを拠点に、作家活動をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    童話というかファンタジーというか、お気に入りさんの感想を読んで手に取ったのですがなんか昔に読んだような気がして思い出しました。劇団四季のミュージカルにもなっているようですね。猫とカモメの赤ちゃんがひょんなことから出会って、その後どのような経緯をたどってカモメが自分の本来の飛ぶということができるまでを語ってくれてほろりとさせてくれました。

  • さと

    全ての世代が楽しめるとは正に。ワクワク、希望を感じ取る者、人間であることを今一度省みる者…感じ方さえみんな違っていい。『自分と違っている者を認め愛することは難しい』それは人と違う自分を認めることに同じなのだと思う。チガウということがとんでもなく素晴らしいことだとやっと思えるようになった。それが私が私である価値だと言えるようになった。心の底からそうしたいと願い、全力で挑戦し、そして自分自身に全幅の信頼を寄せた時、宇宙はその手を差し伸べる。

  • yumiha

    かつて獣医さんの本棚で見た猫雑誌に、猫の後を追いかける子カルガモ3羽の写真があり、不思議だった。猫って狩りの本能があるはずなのに、母親然と暮らしているなんて、と思った。そう言えば『ピヤキのママ』(ペク・ヒナ)は、猫がヒヨコを育てる絵本だった。ならば、カモメだって育てるだろう。本書がユニークなのは、「猫の掟」だ。そうだったんかいなぁ。そう言われると思い当たる節もあるような…。

  • キラ@道北民

    小5の娘が冬休みの特別貸出で学校から借りてきた本。娘のイチオシ本で、絶対母さんに読んで欲しいと渡された。猫のゾルバと託され卵から生まれたカモメのフォルトゥナータの物語。訳者あとがきにある様に「勇気をもって一歩ふみだすこと、全力で挑戦すること、そして、自分とは違っている者を認め、尊重し、愛すること」が描かれている。娘が人に勧めたくなる程感動し、本について話をしたいと思った事が嬉しい。読書から学んだことで、周囲の色んなことを想像し思いやる子で居続けて欲しい。

  • 森の三時

    固まった心を動かすため、1年に1度は舞台芸術を鑑賞したいと思って、この夏は劇団四季のミュージカル「カモメに飛ぶことを教えた猫」のチケットを取りました。前から好きな物語なのですが忘れてしまっている部分もあるのでおさらいのため原作を読み返しました。子ども向けなのでしょうが、人生にはこの猫のように意図せずして関わり、思いのほか重大な役割を担うことがあって、大人にも響くと思います。

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