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コヨーテのはなし アメリカ先住民のむかしばなし

リー・ペック

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198651817
ISBN 10 : 4198651817
Format
Books
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

もっともかしこい動物はなんでしょう?アメリカ先住民やメキシコの人びとは、それは、コヨーテだといいます。人間に火をもたらし、カメやウサギを助けたりするいっぽうで、バッタにだまされたり…。アメリカ先住民の間に伝わるコヨーテのむかしばなしを一冊の本にまとめました。『ちいさいおうち』の絵本作家ヴァージニア・リー・バートンのユーモアあふれるカラー挿絵がたっぷりの楽しい読み物。

目次 : はじめに―かしこい動物、コヨーテ/ コヨーテ、人間に火をとってくる/ コヨーテ、“春”と“夏”と“秋”をすくいだす/ コヨーテ、毛の色をかえる/ コヨーテ、カメを助ける/ コヨーテ、ウサギのしっぽにかじりつく/ コヨーテ、人間につかまりそうになる/ コヨーテ、ついにだまされる/ コヨーテ、オポッサムをからかう/ コヨーテ、ガラガラヘビをこらしめる/ コヨーテ、オオカミからヒツジをすくう/ コヨーテ、けんかをとりなす/ コヨーテ、娘を祭りにいかせる/ コヨーテ、若者に歌をあたえる/ コヨーテ、空を飛ぶ/ コヨーテ、落とし穴からぬけだす/ コヨーテ、人間を負かす

【著者紹介】
リー・ペック : 1901年〜1969年。アメリカ・テキサス州生まれ。1934年、テキサス大学で教育心理学の博士号を取得。64年まで同大学・大学院教授を勤め、名誉教授となる。教育心理学のほか、臨床心理学や児童心理学分野でも多大な貢献をした

ヴァージニア・リー・バートン : 1909年、アメリカ・マサチューセッツ州生まれ。『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』(福音館書店)、『ちいさいおうち』(コールデコット賞受賞)『せいめいのれきし』『名馬キャリコ』(以上岩波書店)、『マイク・マリガンとスチームショベル』(童話館出版)などのいまも読みつがれている傑作絵本をうみだした。20世紀アメリカの代表的な絵本作家。1968年没

安藤紀子 : 東京生まれ。英語圏の児童書の翻訳・紹介に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アナーキー靴下

    コヨーテはアメリカ先住民にとってトリックスター的な存在として神聖視されている、とは知っていたけれど、物語を読んだのは初めて。絵と文とで、民話特有の素朴さとのびやかな真っ直ぐさを存分に感じられ、児童書ながら、興味ある方には年齢問わずお薦め。ウサギのしっぽの話やコヨーテが金色になろうとして…のお茶目な話は面白かった。オポッサムの話は可哀想すぎるけれど、自分で考えずに他人に意志を委ねるのはダメなんだろうな。ガラガラヘビとウサギの話は、映画「ナチュラル・ボーン・キラーズ」で先住民のお爺さんが語る話のルーツかな。

  • ☆よいこ

    児童書。ネイティブアメリカンやメキシコ人に語り継がれたコヨーテの話17編。『コヨーテのおはなし』(長崎出版、2012年刊)を改訳し追加したもの。イラストは『ちいさいおうち』のバージニア・バートン▽[はじめに、かしこい動物、コヨーテ][人間に火をとってくる][〈春〉と〈夏〉と〈秋〉をすくいだす][毛の色をかえる][カメを助ける]ミチバシリとカメの競争[ウサギのしっぽにかじりつく][人間につかまりそうになる][ついにだまされる]VSバッタ[オポッサムをからかう][ガラガラヘビをこらしめる]ウサギ裁判

  • ちえ

    アメリカ先住民族に伝わるコヨーテの昔話。アメリカ先住民族やメキシコではコヨーテを一番賢い動物としていた。創世記の話から人間に関わる話まで17話。コヨーテの生態、南西部のならではの動物や植物、とても面白かった。歌を歌ったり、歌を覚える話が幾つもあり、先住民にとって歌は生活に溶け込んでいるんだな。「若者に歌を与える」と「穴に落ちる」が好き。挿し絵は『ちいさいおうち』のヴァージニア・リー・バートン。これもとても良い。以前一部のみ集録の本が出版され、今回17話全て改訳で出版とのこと。

  • マリリン

    創世記神話のような昔話だが、表紙に注目! ヴァージニア・リー・バートンの表情豊かな挿絵が非常に魅力的。 人間が創られた話や、春・夏・秋をすくいだす話。コヨーテが毛色を変える話もある。ウサギがしっぽが短いのは...なるほどコヨーテが噛んだからか。バッタが脱皮するのはそういう訳なのか。「うさぎとかめの」ような話あり、松やに男と抱き合っているという笑える話ありでとても楽しめた。ユーモアのある17の昔話は、さすがアメリカ! と叫び抱腹絶倒したくなる面白さを感じた。

  • みつばちい

    ネイティブ・アメリカンやメキシコの人に伝わるコヨーテにまつわる昔話。コヨーテは賢く、たまにいたずらや失敗もするが、神聖な役割も担う存在であったという。16のお話はどれも楽しく、リー・バートンの絵がカラーでふんだんに盛り込まれていて嬉しい。オッポサムをからかう話や、ピューマの王と王妃のどちらの鼻が臭いかで起こったけんかをとりなす話などが特に好き。うさぎのさいばんや、まめじかカンチルのはなしや、カメのリレーの話に似た話があった。

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