ハ-トウェル遺伝学 遺伝子、ゲノム、そして生命システムへ

目次 : 第１部　基本的な原理：遺伝形質はどのように伝わるか/ 第２部　遺伝子とは何か、何をしているか/ 第３部　ゲノム/ 第４部　遺伝子の染色体における挙動/ 第５部　遺伝子の発現はどのように調節されるか/ 第６部　どのように遺伝子は変化するか

【著者紹介】
リーランド・Ｈ・ハートウェル : シアトルのフレッドハッチンソンがん研究所の所長で、ワシントン大学のゲノム科学の教授。全米科学アカデミーの会員で、アルバート・ラスカー基礎医学研究賞、ガードナー国際賞、アルフレッド・Ｐ・スローンがん研究賞、２００１年にはノーベル医学・生理学賞を受賞

リロイフッド : ジョンズホプキンス大学で医学博士号、カリフォルニア工科大学で理学博士号（生化学）を取得。現在、ワシントン州シアトルのシステム生物学研究所（システム生物学の多分野にわたる研究所）の所長。受賞歴は多岐にわたり、アルバート・ラスカー基礎医学研究賞（１９８７年）、米国教員組合からの特別功労賞（１９９８年）、レメルソンＭＩＴ発明賞（２００３年）がある。応用生物工学の京都賞も２００２年に受賞

マイケル・L.ゴールドバーグ : コーネル大学の教授で、基礎遺伝学を教えている。イェール大学を卒業後、スタンフォード大学で理学博士号（生化学）を取得。スイスのバーゼル大学の生物学研究所とハーバード大学で博士研究員を務め、米国国立衛生研究所（ＮＩＨ）のフォガティ国際研究奨学金を得て、英国の王立大学とイタリアのローマ大学で研究を行った。現在、ショウジョウバエの遺伝学を用いて、体細胞分裂と減数分裂における染色体の正確な分離の仕組みを研究

アン・Ｅ・レイノルズ : 教育者であり執筆家。１９９０年から遺伝学と生物学の教育にたずさわり、大腸菌の遺伝子調節、酵母の染色体の構造とＤＮＡ複製、海藻の葉緑体の遺伝子発現を研究。マウントホリヨーク大学を卒業し、タフツ大学で理学博士号を取得している。ハーバード大学分子生物学科とワシントン大学ゲノム科学科に博士研究員として勤めた

リー・M.シルバー : ペンシルバニア大学で物理学の学士号と修士号を、ハーバード大学で理学博士号（生物物理学）を取得。その後、ニューヨークのスローン・ケタリング記念がんセンター、コールド・スプリング・ハーバー研究所、フランス（パリ）のパスツール研究所で研究を続けてきた。１９８４年以降は、プリンストン大学の分子生物学科とウッドロー・ウィルソン国際関係学部の教授である。プリンストン大学では、科学・技術・環境政策プログラム、健康と福祉の研究所、集団生物学研究所、プリンストン環境研究所も兼務

ルース・Ｃ・ベレス : 教科書の出版を３５年も手がけてきたサイエンスライター兼編集者。スワースモア大学で学士号を、コロンビア大学とタフツ大学で修士号を取得し、カリフォルニア大学バークレー校で創作と言語について教えている。政策科学、経済学、心理学、栄養学、生物学の分野で３０以上の教科書を編集、執筆するかたわら、免疫システムと、生物学入門の教科書の共著もしている。現在、フッド博士とともに、生物情報とシステム生物学の登場に関する本を著している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）