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No Rules 世界一「自由」な会社、netflix

リード・ヘイスティングス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532323677
ISBN 10 : 4532323673
Format
Books
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

DVD郵送レンタルからスタートした会社は、動画配信サービス、コンテンツ自社制作、スタジオの内製化・グローバル化と、めまぐるしく「ビジネスモデルの破壊」を繰り返し、どうやって190カ国2億人という桁違いの会員数を持つに至ったのか?NETFLIXは特別な会社だ。そこには「脱ルール」のカルチャーがある。社員の「能力密度」を高めて最高のパフォーマンスを達成すること、そして社員にコントロール(規則)ではなくコンテキスト(条件)を伝えることを最優先としている。そのおかげで着実に成長し、世界と社員のニーズ変化に機敏に対応できている。だが、本書共著者で、企業文化の研究で名高い経営学者エリン・メイヤーの目には、NETFLIXカルチャーはマッチョで、対立を煽り、攻撃的なものに思えた。いかにも人間の本質を機械的かつ合理的にとらえる技術者が創った会社、というイメージだ。だが、NETFLIXは大成功している。本書がその謎を解き明かす。

目次 : 1 「自由と責任」のカルチャーへの第一歩(最高の職場=最高の同僚/ 本音を語る(前向きな意図をもって)/ 休暇規程を撤廃する/ 出張旅費と経費の承認プロセスを廃止する)/ 2 「自由と責任」のカルチャーへの次の一歩(個人における最高水準の報酬を払う/ 情報はオープンに共有/ 意思決定にかかわる承認を一切不要にする)/ 3 「自由と責任」のカルチャーの強化(キーパーテスト/ フィードバック・サークル/ コントロールではなくコンテキストを)/ 4 グローバル企業への道(すべてのサービスを世界へ!)

【著者紹介】
リード・ヘイスティングス : Netflix共同創業者・会長兼CEO。1997年にNetflixを共同創業し、エンタテインメントを一変させた起業家。1999年以降は同社の会長兼CEO。1991年にピュア・ソフトウエアを起業し、1997年に売却。この資金を元にNetflixを創業した。2000年から2004年にかけてカリフォルニア州教育委員会委員。現在も教育関係の慈善活動を続け、DreamBox Learning、KIPP、Paharaの取締役も務める。1983年ボウディン大学卒業後、1988年スタンフォード大学大学院にて人工知能を研究し修士号(コンピューター科学)取得。大学卒業後から大学院入学まで、米政府運営のボランティア組織、平和部隊の一員としてスワジランドで教員を務めた

エリン・メイヤー : INSEAD教授。ハーバード・ビジネス・レビュー誌やNYタイムズ紙などにも紹介された『異文化理解力』著者。2004年INSEADにてMBA取得。1994年から95年にかけて平和部隊の一員としてスワジランドに滞在。現在はパリ在住

土方奈美訳 : 翻訳家。日本経済新聞、日経ビジネスなどの記者を務めたのち、2008年に独立。2012年モントレー国際大学院にて修士号(翻訳)取得。米国公認会計士、ファイナンシャル・プランナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • buchipanda3

    NETFLIX成功の秘訣、それはノールール。休暇規定も承認プロセスもKPIも無し。そんな無秩序で大丈夫かとなるが、「自由と責任」という企業カルチャーを根付かせることで分散型の意思決定モデルを実現し、急成長とイノベーションの原動力とした。高い能力密度、率直なフィードバックなどの手法は合理的過ぎて現場対応が難しそうだが、グローバル対応も含めて失敗を重ねながらも学習と調整で乗り越えた事例が書かれている。結果として自由による効果のマイナスよりプラスを重視するという基準をぶれずにやり切った点が大きかったのだと思う。

  • Willie the Wildcat

    Trickyな表題。対照と比喩を読み解いて見える根底は、「自由=責任」という至極当然のロジック。3つの目的を念頭にした3段階のアプローチ。前者の鍵が「能力密度」であり、後者は「コンテキスト」。疎結合vs.密結合を噛み砕いた”根幹”の件は、腹落ちし易い。但し、「解雇と透明性」の件は、理想論だけで語らない表題の現実。加えて、国境に留まらない文化の差異も、もれなく考慮点。言うは易く行うは難し。組織もヒトも、変化と成長が求められる。Ritz-Carltonの”冬のスイカ”の話が、脳裏を過った。

  • R

    NETFLIXの企業文化と、それまでの道程を記した本でした。スタートアップらしくというと語弊があるけども、自由な社風をそのまま生かしつつ、今に至っているという印象だった。フィードバックという文化、優秀な人材しか求めないという姿勢、海外進出に際しての反省といった部分は読み応えがあって面白い。人材への考え方がドラスティックというか、ストイックで、チームの生産性を下げるようなら、少々頭がよかろうとも必要ないというのもひとつの解だと思いしらされた。

  • けん

    【★★★☆☆】特殊な環境だけど成功しているので正となる。まずは組織という箱に誰を乗せるか。そこを重視している。

  • ぶう

    NetFlixの企業文化について書かれた本。規則で縛るということを極力避け、基本的には社員を信頼し、自主性に任せるというもの。確かに合理的で理に適っているなと納得できると同時に、外国企業だからできる事だよなぁとも思った。実際に東京拠点でのネガティブフィードバックは一筋縄では行かなかったと最終章に書かれている。社員を解雇できない法律、横並びの給与体系、衝突を避ける文化などNetFlixのカルチャーを日本で推進するには様々な障壁がありそうだが参考にできる部分も多い。フィードバックは取り入れていきたい要素。

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