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貧乏お嬢さま、恐怖の館へ コージーブックス

リース・ボウエン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562060665
ISBN 10 : 4562060662
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

英国王妃から「公爵家の未来の跡継ぎの教育係になるように」という新たな任務を与えられたジョージー。その跡継ぎのジャックというのが、貴族のマナーも品格も知らない外国の農夫の若者というから、さあ大変。おまけに公爵家の人々は、よそ者に財産を奪われまいと、敵意をむき出しにしていた。そんな矢先に、ジャックのナイフが刺さった現公爵の死体が発見された。純朴な彼が犯人だとどうしても信じられないジョージーは……!?

【著者紹介】
リース・ボウエン : エドガー賞をはじめ、数々の主要推理小説賞にノミネートされ、アガサ賞およびアンソニー賞を含み7回受賞経験がある。『貧乏お嬢さまと王妃の首飾り』で2度目のアガサ賞に輝く。イギリス生まれで、現在は北カリフォルニア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たち

    今回は、今までの作品の中で、一番大人しい感じでしたが、じっくりと犯人当てをするには、良い作品だったと思います。ダーシーとの関係は相変わらずヤキモキしますが、実はこの微妙な関係こそジョージーにとっては幸せだったりして…と思ってしまった。

  • ち〜

    シリーズ7冊目。現公爵に世継ぎがいない為、オーストラリアから公爵の甥ジャックを迎えた公爵未亡人。牧羊場育ちの彼を教育すべく派遣されたジョージー。ジャックを探し出し連れてきたダーシーと共に滞在する事に。しかし直後、公爵が何者かに殺害され新たな公爵となったジャックに容疑がかかるが、彼ではないと確信するジョージーは、公爵家の一員、殺された公爵の取り巻き、解雇された従僕など多くの容疑者の中から犯人を探し出す。クイーニーやベリンダは登場するものの、いつもよりドタバタ度は低めだったかな。

  • 星落秋風五丈原

    前作『貧乏お嬢さまのクリスマス』で母親から「自伝の執筆を助けて欲しい」と言われロンドンに来たジョージィだが、いざ書いてみたらあれもこれも公にできないエピソードばかりだった。母親は恋人からの誘いに気もそぞろで、またもや居場所に困ったジョージィは、困った時の王妃に支援を求めると「オーストラリア出身で突然公爵家の未来の跡継ぎとなったジャックの教育係になるように」という任務を与えられる。ところが当の公爵家の人々は彼の来訪を喜んでおらず…。ドラマ『ダウントン・アビ―』以外久々に「週末なんて」の台詞を聞きましたよ。

  • ジュール リブレ

    ロンドンから南に下ったケント州の公爵のお屋敷で起こる悲劇を、コメディ調で読ませます。日本だと、犬神家の一族みたいにドロドロさせそうだけど、このあたりは西洋風のタッチの方が読みやすい。第一次大戦後の英国で、まだ貴族の形が色濃く残っていることが面白い。いまも、たぶん、見えない中でずっとやってるんだろうけど。あんがい、このシリーズは、食事のシーンも面白いです。次は来年、とか。

  • むらさきめがね

    もともとお気に入りのシリーズでしたが、今回は特に充足感たっぷりで読み終えました。確かにダウントンアビーを彷彿とさせる舞台設定で、われらがジョージーがいつになく賢しい立ち回りで大活躍し、ますます今後が楽しみに。フィグが一切出てこないのもよかった(笑)

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