Books

恋のスケッチはヴェネツィアで ハヤカワ・ミステリ文庫

リース・ボウエン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151862519
ISBN 10 : 415186251X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大伯母の最期の言葉は「ヴェネツィア」だった。遺品のスケッチブックと3本の鍵の謎を解くため、キャロラインは水の都へ向かう。

【著者紹介】
リース・ボウエン : “ニューヨーク・タイムズ”紙のベストセラー作家で、40冊以上の小説を執筆している。第二次世界大戦を題材にしたIn Farleigh Field(2017年)では、アガサ賞の最優秀歴史小説賞、マカヴィティ賞とレフティ賞の最優秀歴史ミステリ小説賞を受賞。これまでにもアガサ賞、アンソニー賞などを含む20の受賞歴がある。彼女の作品は30以上の言語に翻訳されている。イギリスからアメリカに移住したボウエンは、現在、カリフォルニアとアリゾナを拠点に活動している

矢島真理 : 国際基督教大学教養学部理学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • この作家さんのコージー以外の作品、初読みでした。戦争はヤですね。

  • kaoriction

    久しぶりに分厚い海外長編。その分厚さに一瞬怯んだが、読みやすい文体(翻訳)で思いのほかスルッと読了。1920〜40年代のジュリエットと2001年のキャロラインを行ったり来たりの物語は、ケイト・モートンのそれと似て非なる。大河ロマンなのだろうが少し軽い。何だろう?深みがないのかな?ジュリエットが精神的に幼ないなぁという印象も。深み。レオも最後まで裏があるのかないのかよくわからない印象。映像化されそうな、そんな雰囲気ではあるけれど、うーん、ケイト・モートンの方が一枚上手。でも、それなりに楽しめた作品でしたよ。

  • ごへいもち

    分厚いのでビビったけれどかなり飛ばし読みしたので数時間で読了。面白かった

  • しのぶ

    「英国王妃の事件ファイル」シリーズのリース・ボウエン、期待を裏切らない!貧乏お嬢さまことジョージーならダ・ロッシ伯爵家のことも知ってそう。王族(の端くれ)であるジョージーと庶民ジュリエットとの差異も気になる。ラストが駆け足気味なのがもったいなかった。ヴェネツィアといえば『クシエルの使徒』が印象深いのだけど、塩野七生の『海の都の物語』や『小説イタリア・ルネッサンス』4部作、偶然知った『少年騎士アーサーの冒険』3部作も読みたくなるなど、ヴェネツィアという都市の魅力に惹き込まれた(ので地図があると嬉しかった)

  • Roca

    翻訳ロマンスの読者層を意識したのか、ライトすぎる邦題があまりに勿体ない。この作品には原題直訳の『ヴェネツィアのスケッチブック』こそが最も相応しい。なぜならこの物語自体が、ヴェネツィアという町の世紀を超えたスケッチブックのようなものだから。旅情ロマンスとして純粋に楽しむも良し、身分の違いと戦争という二重の障壁に打ち砕かれた過去の恋の切なさと、それが現代の後継者に引き継がれることによる希望とカタルシスを味わうも良し。できすぎな展開も多いけれど、それでも読んでよかったと思わせてくれる素敵なエンタメ文学でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items