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図書館司書と不死の猫 創元推理文庫

リン・トラス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488586072
ISBN 10 : 4488586074
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

図書館を定年退職したばかりのわたしに届いた、不思議な猫についてのメール。なぜか人の言葉をしゃべるその猫は、死ぬたびに生き返る数奇な半生を送ってきたそうで―。本を愛する不死の猫と、その周囲で起こる不可解な事件。好奇心をくすぐられ、調査を始めたわたしを待ち受ける意外な展開とは?元・図書館司書と謎めいた猫が織りなす、ブラックで奇妙で、なのに心躍る物語。

【著者紹介】
リン・トラス : イギリス生まれの作家、コラムニスト、ジャーナリスト。BBCラジオのパーソナリティも務めている。数多くの小説やノンフィクションを発表。2003年に刊行した句読記号(パンクチュエーション)の誤用についてのユーモアあふれる文法書『パンクなパンダのパンクチュエーション』は、イギリスとアメリカでそれぞれ100万部を超す大ベストセラーとなった

玉木亨 : 1962年東京都生まれ。慶應大学経済学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sin

    日本では猫が二十年生きると“猫又”になると云われるが海外の猫は“猫に九生あり”として死から生き永らえる度に不死に近づくようだが、この残酷さ!これはもう化け猫と云って過言ではない。物語は元司書に依って綴られていくが、彼がその途中に出会った博士とのやりとりにやきもきさせられるようにEメールのフォルダの読み取りから、博士との会話、メールでのやり取り、対決の時の成り行き任せ…読み手の自分もその進行具合に真綿で首を絞めるようなもどかしさを感じてしまう。猫好きには魅力的なタイトルだが中身はと云えば外した感は否めない。

  • カムイ

    リン・トラスは初でほぼジャケ買いでした、外れても猫好きのカムイは納得するのである。とても面白い読み物で作者の博覧強記や他の小説、映画、戯曲、そして猫の行動原理などが頗るよく翻訳としては読みやすくはないが思わせ振りな言い回しを使いミステリーにしているが全体像にはホラー仕立てにしている、元図書館司書に届いたメールで思わぬ展開発展してしまうのである。ここで読み進めてある小説を思い浮かべたのがアン・ライスの【夜明けバンパイア】である猫である、この小説でも言及をしているの不死の猫のキャプテンのおぞましい巨大猫が→

  • Yuri

    本屋さんでジャケ買い🐈‍⬛死なないネコと不思議な縁で出会ってしまうのは、定年退職後の元司書。構成が複雑でなかなか物語に入り込むのが難しかったです。ブラックで奇妙と言う帯の説明は私にはそんなに感じられず。

  • 図書館や書店が舞台の作品が好きなので期待して読んだけど、私にはわけわかめでした。なんか入り込めなかった。難しい。

  • 蝸牛

    #読了 #読書好きな人と繋がりたい  推しのイラストレーター(@INFINITYDinnov1 )さんが表紙を担当した、ということで購入した本。 猫に九生あり、とか猫は魔女の使い魔だ、とかそういう迷信が基になったストーリー。ちょっとホラーでちょっとミステリーで、ゾクッとしながら楽しい本でした。続編翻訳求む。

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