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ともだち

リンダ・サラ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865493368
ISBN 10 : 4865493360
Format
Books
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

様々な出会いがある子どもたちに手渡したい友達を受け入れるまでの心温まる物語

ぼくとエトはとっても仲良し。いつも丘の上に段ボール箱を運んで遊んでいた。
あるとき、シューがやってきていっしょに遊びたいと言った。
エトはシューと仲良くする。
ぼくは仲間外れになった気がして、2人から離れていった。

「もう丘になんか行くもんか」そう思っていたある日、エトとシューがぼくを呼びにきた。「君に、いいもの作ったんだ」それは、巨大な段ボールの車!2人の遊びに加わるぼく。3人の新しい関係が始まる。

担当編集者より
大好きな友達がとられてしまったような気持ち。皆、一度は味わったことがある感情なのではないでしょうか。特段の解決策があるわけじゃない。いっしょに遊ぶことでしぜんと仲良くなっているというのが、この作品の魅力です。

【著者紹介】
リンダ・サラ : 作家。イギリスで幼少期をすごす。子どもの頃は、消防士になりたかった。大人になり、フランスでピアノ奏者や歌手として活動した後、イギリスでファインアートの学位を取得。この頃より絵本の創作を始める。人生のトラブルをのりこえたり、想像力でポジティブな視点を生み出す作品で、多くの読者を獲得している

ベンジー・デイヴィス : 絵本作家。大学でアニメーションを学んだ後、ミュージックビデオや短編アニメーションなど、様々な映像作品の製作に携わる。その後、最初の絵本作品『あのひのくじら』(ブロンズ新社)でオスカーブック賞を受賞。デイヴィスの絵本は世界中で愛され、40以上の国々の言葉に翻訳されている

しらいすみこ : 児童文学研究者、翻訳家。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学で、英語圏の児童文学および児童図書館学を学ぶ。その後、白百合女子大学で教鞭をとりながら、児童文学の紹介や翻訳に力を入れる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ

    今までの仲良し。新たな仲良し。楽しかった2人の関係性が、新しい友だちの登場によって自然のままではいられない状況に変わっていく。別に嫌いではないのに違和感が生じてしまって、大切な存在を奪われたような気がしたり、もうこのままではいられないという哀しさだったりを抱いてしまう。その気持ちを友だちが意識的に気づいていたのかは分からないけれど、仲良しを心配すれば靄は晴れて、青空が広がって伝わっていく。大きくてふんわりな白雲が3つ並んで浮かんでいるような気持ちで終わる、子どもたちの純真さが眩しい、爽快で素敵な絵本です。

  • ぶんこ

    ぼくとエトは大の仲良し。いつもダンボールを持って丘の上で遊ぶ。楽しい毎日。そこに仲間に入れてと、ダンボールじさんのシューが現れる。エトと遊ぶシュー。仲間はずれになったようで面白くないぼく。この気持ち、私も味わったと思い出し切ない。しかしシューくんがいい子?三段式変身ロボットカーを作って遊びに誘いに来てくれました。これは嬉しい。

  • ゆっき

    2025年小学校低学年課題図書。イギリスの絵本。可愛らしい絵と落ち着いた色合いが好み。エトとぼくはいつもいっしょ。ふたりいっしょが大好きだったのに。誰もが感じたことのある気持ち。最後に仲良く肩組みした後ろ姿にほっこり。よかった。翻訳絵本は原題がつい気になってしまいます。原題の"On Sudden Hill"から分かりやすい「ともだち」になりました。

  • Cinejazz

    ぼくとエトは、毎日、ダンボ−ル箱を丘の上までひっぱていき遊ぶ、とっても仲良しな二人。あるとき、シューがやってきて、いっしょに遊びたいと言った。エトはシューと仲良くなった。ぼくは仲間外れになった気がして、二人から離れていった。「もう丘になんか行くもんか」そう思っていたある日、エトとシューがぼくを呼びにきた。「君に、いいもの作ったんだ」それは、巨大な段ボールの車だった❢…。二人の遊びに加わるぼく。三人の新しい関係が始まるった…@F達を失うことのやるせない気持、わだかまりが氷解してゆく様を描いた心安らぐ絵本。

  • みさどん

    学生の頃、二人だけで居たくて他を排除するって人いたなあ。そんな人といるといやーな気持ちになっていた。誰でもウェルカムという人もすごいなあと思っていたけれども。三人で仲良くできるって最強。そこまでの道のりがわかりやすい。仲間に入れてってきたシューがいいやつなんだ。

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