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料理研究家のくせに味の素を使うのですか? 河出新書

リュウジ (料理家)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309631707
ISBN 10 : 4309631703
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

塩味に塩、甘味に砂糖、うま味に「味の素」。家庭料理の味方です。うま味調味料の至高の使い方から、その歴史、安全性まで徹底的に語りつくし、「味の素」論争に終止符を打つ。

目次 : 第1章 なぜ味の素を使うのか?/ 第2章 うま味調味料とは何か?/ 第3章 うま味調味料の至高の使い方/ 第4章 うま味調味料の歴史/ 第5章 MSGは本当に体に悪いのか?/ 第6章 UMAMIは世界に誇る食文化

【著者紹介】
リュウジ : 料理研究家。テレビ・漫画のレシピ監修や、食品メーカー等とのタイアップによるレシピ開発、自治体での講演も多数手がける。YouTube「料理研究家リュウジのバズレシピ」はチャンネル登録者数420万人超え(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • honyomuhito

    これ本当に動画で酔っぱらいながら料理作ってるあのお兄さんが書いてるの?と思うほど論理的で理知的な文章だった。そうか料理というのは突き詰めると思想なのだな。自分で作るのか、作らないのか。手間を惜しまず手をかけるか、かけないか。食材や調味料に凝るのか、凝らないのか。おいしさを追求するのか、しないのか。食というものに意味を見出すか、見出さないか。食い意地に特化したこの飽食の国で、何を食べるかにはありとあらゆる選択肢がある。願わくば誰でもがその人なりに幸せな食生活を送れますように。

  • アオイトリ

    歯が弱くなった父のためにYouTubeレシピを試したら、ほんとうに美味しかったので、リュウジさんの本を読んでみました。高齢者施設で調理経験があったんですね。庶民目線がうれしい。昆布だしは使うくせに味の素はなんとなく敬遠していた私。レストランでも使っているとは。グルタミン酸塩だと頭ではわかっているけど…夏目漱石とロンドン留学で一緒だった菊田博士の発明だったんですね。粗食を美味しくして、栄養不足を補い、健康促進に貢献する調味料を国民に届けたいという強い使命感に歴史を感じました。さて、新しいレシピに挑戦だ。

  • じょうき

    図書館本。リュウジ氏のYouTubeは面白くて実践的なのでよく観ていて、味の素論争も何となく耳にしていた。レシピにあるので使用しているし、入れ忘れるとさっぱり味が決まらないのも経験的に知っていたが、味の素がどんな調味料で、どんな歴史をたどってきたのか、本書で初めて知った。発見から親しまれ、弾圧され、認め直されてきた経過は、ドラマティック。読みものとして単純に興味深く、イノシン酸との相乗効果の意味もよくわかり、理解が深まった。レシピも載っていて早速無限キャベツを作った。読んで楽しく実践的、良作だった。

  • mintia

    美味しんぼを読んで、味の素は邪道だと思っていた。現在では化学調味料無しでの食生活は考えられない。まだ偏見があると思うが、とりあえず自分はリュウジさんのレシピを作ってみる。

  • カタコッタ

    昔、母手作りの白菜漬けに、味の素パラリ、醤油サラッとかけたものが大好きでした。同じ事がこの本に書かれているので同感の方も多いかと思います。料理を始めてからは味の素を全く使わない生活に。随分損をした感じです。たまたま動画の虚無ラーメンを見て再現したところ、家族に大好評でした。ハイミー、味の素、上手く使えば最高の味になりますね。リュウジさん、随分勉強した感じがあります。面白く読みました。

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