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ISBN 10 : 4773816120
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ヴェルディのオペラ『運命の力』原作!19世紀初頭のスペイン―内では、ナポレオン軍に侵略されていた。ゴヤはその記憶を「1808年、プリンシペ・ピオの丘での銃殺」に描した。外では、中南米各国が、次々と独立を遂げていた。3世紀有余に及ぶスペインの植民地支配は終焉の時を迎えていた。内憂外患の只中に、突如現われた、ロマン主義演劇の精華!
【著者紹介】
リバス公爵アンヘル・デ・サアベドラ : 1791‐1865。スペインの作家。詩と戯曲を中心としながら、評論にも筆を染めた。絵心もあり、一時は軍人となったが実戦で負傷し退役。貴族の出自から政治の世界へかり出されることになり、外交官として活躍もした。19世紀スペインにおける最も重要な文人のひとり。フェルナンド七世(在位1808年、1814〜33年)の保守反動政治から逃れるために自ら亡命し、イギリス、マルタ島、フランスを転々とした。こうした亡命地でロマン主義の息吹に触れたことが、帰国後に『ドン・アルバロあるいは運命の力』(1835年)というスペイン・ロマン主義演劇の傑作を生み出すことに結実する
稲本健二 : 1955年生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)大学院修士課程修了。同志社大学グローバル地域文化学部教授。スペイン文学専攻。マドリード・コンプルテンセ大学およびアルカラ・デ・エナーレス大学で在外研究。文献学、書誌学、古文書学を駆使して、セルバンテスやロペ・デ・ベガの作品論を展開。国際セルバンテス研究者協会理事。さまざまな国際学会で研究発表をこなし、論文のほとんどはスペイン語で執筆。元NHKラジオ・スペイン語講座(応用編)およびテレビ・スペイン語会話担当講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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nightowl
読了日:2023/11/12
llll'
読了日:2023/02/22
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