Books

ドン・アルバロあるいは運命の力 ロス・クラシコス

リバス公爵

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784773816129
ISBN 10 : 4773816120
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2016
Japan

Content Description

ヴェルディのオペラ『運命の力』原作!19世紀初頭のスペイン―内では、ナポレオン軍に侵略されていた。ゴヤはその記憶を「1808年、プリンシペ・ピオの丘での銃殺」に描した。外では、中南米各国が、次々と独立を遂げていた。3世紀有余に及ぶスペインの植民地支配は終焉の時を迎えていた。内憂外患の只中に、突如現われた、ロマン主義演劇の精華!

【著者紹介】
リバス公爵アンヘル・デ・サアベドラ : 1791‐1865。スペインの作家。詩と戯曲を中心としながら、評論にも筆を染めた。絵心もあり、一時は軍人となったが実戦で負傷し退役。貴族の出自から政治の世界へかり出されることになり、外交官として活躍もした。19世紀スペインにおける最も重要な文人のひとり。フェルナンド七世(在位1808年、1814〜33年)の保守反動政治から逃れるために自ら亡命し、イギリス、マルタ島、フランスを転々とした。こうした亡命地でロマン主義の息吹に触れたことが、帰国後に『ドン・アルバロあるいは運命の力』(1835年)というスペイン・ロマン主義演劇の傑作を生み出すことに結実する

稲本健二 : 1955年生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)大学院修士課程修了。同志社大学グローバル地域文化学部教授。スペイン文学専攻。マドリード・コンプルテンセ大学およびアルカラ・デ・エナーレス大学で在外研究。文献学、書誌学、古文書学を駆使して、セルバンテスやロペ・デ・ベガの作品論を展開。国際セルバンテス研究者協会理事。さまざまな国際学会で研究発表をこなし、論文のほとんどはスペイン語で執筆。元NHKラジオ・スペイン語講座(応用編)およびテレビ・スペイン語会話担当講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • nightowl

    インカの血を引く男。許されぬ恋愛により駆け落ちを計画するが、それは復讐劇の始まりだった...オペラ「運命の力」原作。とはいえ、私は悲劇のヒロインと酔いしれる女性像の書き方が浅い。ザ・メロドラマ。異国民流入への畏怖もあって上演当時熱狂を巻き起こしたらしいことが分かってもこれでは...スペインの歴史を知る上では知っておきたい戯曲。METオペラ版は戦意を鼓舞する(国に雇われた?)占い師と、その後静かに置かれた銃とヘルメットの数々が印象的。反戦メッセージの強い演出。

  • llll'

    .

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items