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ISBN 10 : 4756617573
Content Description
詩/ベンボによって詠われ、絵/レオナルドによって表わされたルネサンスの愛とは、霊魂の中に描かれた「印形」であった。言葉と詩が喚起し、魂が創出する、めくるめくイメージを、鏡の魔力に委ねられた二重肖像画に、連想と追憶の魅惑的な遊戯的作用を通して、愛というクリスタルな遊戯的表象を召還する!
目次 : 第1部 『アーゾロの談論』―テーマ、遠近法の遊戯的作用、生の選択(三人の乙女たち―冒頭の場面とその回析/ 宮廷とその肖像画/ 文学とその受容者/ イメージ/ 場所/ 隠者とウェヌスの領国の間で)/ 第2部 肖像画―言葉とイメージの間で(「観者の眼」の前のテクスト/ 自画像/ 詩と肖像画―境界のかけひき)/ 第3部 二重肖像(詩における二重肖像―アリオストとカスティリオーネ/ 覆いの絵のある、または背面に絵のある肖像画、あるいは二幕仕立ての肖像画/ 心の空間)/ 第4部 友人たちの共同体(シャルル剛胆王の宮廷からロレンツォ・デ・メディチのフィレンツェにかけてのベルナルド・ベンボ/ ベルナルド、ジネヴラ・デ・ベンチ、そして友人たちのサークル―神話の構築、解釈の悦び/ 徳と名誉―称賛と記憶の間におけるインプレーサの変身/ メダルの官能的快楽、あるいはメダル争奪戦/ 『アーゾロの談論』のための二重肖像画)
【著者紹介】
リナ・ボルツォーニ : ピサ高等師範学校イタリア文学正教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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