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スピルバーグその世界と人生

リチャード シッケル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784890137213
ISBN 10 : 4890137211
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

もし映画が現実を反映するものだとしたら、ぼくの映画は多かれ少なかれ、現実の物語を映し出している。つまりそこには、馬鹿ばかしいことや、面白おかしいこと、悲劇的な別れや死、打ちのめされるほどの巨大で圧倒的な力、そしてやがて来たる救済までのすべてがあるんだ。
――スティーブン・スピルバーグ

『激突!』から『リンカーン』までの全28作を400枚以上の迫力ある美しいカラー図版とともに解説する。初めて明かされる貴重な証言の数々――スピルバーグの言葉は、すべて著者のシャッケル自身が直接インタビュー。各作品へと向けられたスピルバーグの眼差し、その思いと考えが如実に伝わってくる奥行きある構成。スピルバーグの監督作品、製作作品を整理・網羅した「フィルモグラフィ」付き(2016年日本公開の最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』まで)。
スピルバーグに出会う、出会いなおす、絶好の豪華愛蔵版。

【著者紹介】
リチャード シッケル : 映画批評家として40年以上にわたり、ライフ誌およびタイム誌に寄稿。36冊の著書、共著書、編著書があり、同じく多数のテレビ・ドキュメンタリーの脚本・監督・製作も行っている。全体を見ると、これらのフィルムは映画作家の歴史を形作った先駆的な仕事であり、その業績には多くの権威ある賞が贈られている

大久保清朗 : 1978年東京都生まれ。映画研究者。山形大学人文学部准教授。東京大学大学院超域文化科学専攻表象文化論博士課程満期退学。映像学講義の傍ら、「ユリイカ」などで幅広く執筆している

南波克行 : 1966年東京都生まれ。映画評論家・批評家。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。茨城大学教育学部教養科目の授業において年に1度、映画に関する講義も行う。アメリカ映画を中心に「キネマ旬報」などへも寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nizimasu

    スピルバーグとルーカスは幼心にださいと思っていた。王道のSFでのハリウッド大作。しかし時間がたつにつれそれもまたよしと思える境地になりましたw。しかもスピルバーグ自身はヒット作と社会派作品を交互に出して良識派の映画人としてその地位は揺るぎないのも事実。著者はスピルバーグと親しくその発言もかなり網羅しながら多様な作品をデビューから丹念に紹介。ヒット作はもちろん「カラーパープル」から始まる社会派の作品群も結構誌面を割いているばかりかインディジョーンズをバッサリと切っていたりとなあなあになっていない評も見事です

  • K

    劇場に行けばいつも華々しく宣伝されているスピルバーグ映画だが、ひとつひとつを本人インタビューおよび柔らかなレビューで読むと改めて、見てみたい映画が沢山できてしまった。『A・I』『キャッチミー・イフ・ユー・キャン』は見ているのに『ET』『ジョーズ』『シンドラーのリスト』は見ていない、とかね。

  • 菊地

    スピルバーグ作品は有名な作品・世代な作品をチラホラ観ているくらいの浅さで読んでみた。 取り上げられている作品はある程度分かったけど、本の構成があまり好きじゃなかった。 特定作品について語る章であるなら、その作品についての簡単な説明や背景くらいは付けて欲しい。特定作品について書かれている内容も随分と迂遠な思い出話みたいな内容で興味がそそられない。僕はもっと簡単なスピルバーグ作品の解説と裏話集が読みたかっただけなんだ…… 翻訳書でたまに出会う「文章とテンポと構成が、自分の嗜好と噛み合わない本」という印象。

  • 伝書鳩

    星1つ。写真で見る映画の変遷。

  • Junko Toyoda

    図書館で借りて読んだのだが、先々手元に置きたいと思うほど良い本であった。スピルバーグの映画がなぜ面白いのか、なぜこのテーマを選んだのか、彼が時代に投げかけているものは何なのか。読み進める中いろいろなことが見えてきて、彼のこれからの作品がさらに楽しみとなるし、これまでの作品も見返したくなった。写真も文章も盛りだくさんだが、訳文がこなれていてとても読みやすく感じた。著者も訳者も映画&スピルバーグへの愛が大きいのだろう。読み終わったときに彼の映画を見た後のように心地よいエネルギーに満たされた。★★★★

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