Product Details
ISBN 10 : 4826902166
Content Description
「美のための美」はなぜ進化したのか?メスが美的感覚をもとに配偶者を選び、オスを改造していく―世界的鳥類学者が刺激的な新説を提唱し、華麗な鳥の羽から人間の同性愛まで、従来の進化論では解き明かせない美と性の謎に斬り込む野心作。ピューリッツァー賞(2018年)ファイナリスト。ニューヨークタイムズ紙「年間ベストブック10冊」(2017年)選出。
目次 : ダーウィンの危険思想―美の進化はニヒリズムか?/ 美の生起―セイランの羽はどうしてできたか/ マイコドリの求愛ダンス―行動と系統の生い立ち/ 美の革新と退廃―キガタヒメマイコドリの翼歌/ カモのセックス―雌雄の軍拡競争とレイプ/ 野獣が生み出した美―ニワシドリのあずまやの謎/ ロマンスよりもブロマンス―レックとオス同士の絆の進化/ ヒトに生じた美―装飾とペニスの謎/ 快楽の生起―ヒトと類人猿のオーガズムの進化/ 「女の平和」効果―女性の性的自律性と「美による改造」/ 同性愛の進化―ヒトの性的選り好みはどう決まるのか/ 美による生命観―芸術と優生学を考える
【著者紹介】
リチャード・O.プラム : イェール大学鳥類学教授、イェール・ピーボディ自然史博物館脊椎動物学部門主任学芸員。マッカーサー・フェローやグッゲンハイム・フェローなどを数々受賞
黒沢令子 : 鳥類生態学研究者、翻訳者。地球環境学博士。NPO法人バードリサーチで野外鳥類調査の傍ら、翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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やいっち
読了日:2020/11/14
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