Product Details
ISBN 10 : 4121101618
Content Description
歴史は政治を解き明かす。政治思想の歴史は政治的な企図、行動、そして発言のさまざまな意味を明らかにしてくれる。定評あるオックスフォード大学出版の「入門書シリーズ」の一冊。思想史の研究対象をカノン(正典)とされるテクストに限定せず、西洋(とくに欧米)中心の思想史研究を相対化し、男性中心の思想史から自覚的に離れることを説く。
目 次
謝辞
第1章 歴史と政治
第2章 定義と学問の正当性
第3章 政治思想史とマルクス主義
第4章 政治哲学者と政治思想史
第5章 ケンブリッジ学派
第6章 コゼレックと概念史
第7章 フーコーと統治性
第8章 包括性、道徳性、そして未来
参考文献 文献案内 索引
訳者解説
【著者紹介】
リチャード・ワットモア : 英セント・アンドリュース大学教授。英国ニューカッスル生まれ。ケンブリッジ大学で学び、主に18世紀、19世紀の思想史の研究に取り組む。1993年にサセックス大学に赴任し、「知性史」(intellectual history)を担当、その後2013年より現職
齋藤純一 : 早稲田大学政治経済学術院教授。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程中途退学。横浜国立大学経済学部教授などを経て現職
稲村一隆 : 早稲田大学政治経済学術院教授。ケンブリッジ大学古典学部博士課程修了。弘前大学教育学部講師などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
