リチャード・パワーズ

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幸福の遺伝子

リチャード・パワーズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784105058746
ISBN 10 : 4105058746
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

スランプに陥った元人気作家の創作講義にやってきたアルジェリア人学生。悲惨な生い立ちにもかかわらず、彼女がいつも幸せそうにしているのは「幸福の遺伝子」を持っているからだ、と主張する科学者が現れて――。現代アメリカ文学の最重要作家による最新長篇。


2013/04/26 発売予定


リチャード・パワーズ Richard Powers
1957年イリノイ州生まれ。シカゴで育ち、父の仕事の関係で11歳から16歳までをバンコクで過ごす。イリノイ大学で物理学を専攻、のちに同大で文学修士号を取得。一度はコンピュータプログラマーとして勤めるが、アウグスト・ザンダー撮影の一葉の写真と出会い、退職。2年を費やしてデビュー長篇『舞踏会へ向かう三人の農夫』(1985)を書き上げた。各方面から絶賛を浴びたこの驚異的なデビュー作発表後も、その強靱な知性と筆力から一貫して高い評価を受け続け、2006年には『エコー・メイカー』で全米図書賞を受賞、アメリカ現代文学の最重要作家となった。主な著書に『ガラテイア2.2』『囚人のジレンマ』『われらが歌う時』など。



【著者紹介】
リチャード・パワーズ : 1957年生まれ。シカゴで育ち、11歳から16歳までをバンコクで過ごす。イリノイ大学で物理学を専攻、のちに文学に転向する。文学修士号を取得後、プログラマーとして働くが、アウグスト・ザンダーの写真と出会ったのをきっかけに、退職して『舞踏会へ向かう三人の農夫』(1985)を執筆。9作目の長篇『エコー・メイカー』(2006)で全米図書賞を受賞

木原善彦 : 1967年生まれ。大阪大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    たとえ、ニコニコして幸せそうでも内面は絶望や憎悪、哀しみなどに苛まれている人はたくさん、いる。しかし、常に幸福感を味わえる人がいたとしても本当にその人自身にとって幸福なのか?タッサを日記に記したい程は特別だと思うラッセルや彼女を実験動物とビジネスの手法にしたカーソン、彼女を自分たちを救う遺伝子を持つと崇めるキリスト教信者など、誰も「幸福の遺伝子を持つ」という特別性だけ、見るだけでタッサ自身のことを見なかった。幸福なのに幸福じゃなかっただろう彼女が「私たちは既に私たちだ」と言った言葉は忘れられそうにない。

  • どんぐり

    新潮クレスト・ブックスのTitterから毎日のようにリチャード・パワーズの『オルフェオ』の案内が届く。どれも大絶賛のコメントがついている。パワーズはアメリカの作家だが、「ピンチョン並みの博識をヴォネガット並みのヒューマニズムに注ぎ込む」といわれている。いままで読んだことがない作家である。初読みがこの『幸福の遺伝子』。2,3日で読み終える予定だったのに、意外と時間がかかった。本書の主人公のタッサは、アラブ=アフリカの狂信的イスラム宗派の地獄による迫害を逃れてきたアルジェリアの少数部族カビール人で、世界の数々

  • 若布酒まちゃひこ/びんた

    あらゆるスケールの物語で緻密に作られたパワーズらしい小説。ただ、やっぱり丸くなってしまった感は否めない。

  • のりすけたろう

    リチャード・パワーズは、やっぱりいい‼️\(//∇//)\✨今回もラストでじーん(´;ω;`)となれました。遺伝子についてなど難しめな感じですが楽しめるし、ハラハラしました。次は、エコーメイカーだな(*´∀`*)💕

  • fishdeleuze

    「幸福の遺伝子」を持つといわれる常に幸福な女性タッサ。彼女をめぐり、幸福とは何か、そして幸福は遺伝子的に還元できるのか?というSF的なストーリーと、「自分の物語は変えることができるのか?」というメッセージが深い部分で川のように流れ、タッサと元作家のストーン、カウンセラーのキャンディスらとのかかわりのなかで、まるでシナプスの美しい連鎖のように物語が語られていく。「自分の物語は変えることができるのか?」という問いはこの物語のキーフレーズのように思える。

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