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利己的な遺伝子40周年記念版

リチャード・ドーキンス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784314011532
ISBN 10 : 431401153X
Format
Books
Release Date
February/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

私たちはなぜ、生き延びようと必死になり、恋をし、争うのか?本書で著者は、動物や人間の社会で見られる、親子間の対立や保護行為、夫婦間の争い、攻撃やなわばり行動などがなぜ進化したかを、遺伝子の視点から解き明かす。自らのコピーを増やすことを最優先にする遺伝子は、いかに生物を操るのか?生物観を根底から揺るがし、科学の世界に地殻変動をもたらした本書は、1976年の初版刊行以来、分野を超えて多大な影響を及ぼし続けている古典的名著である。

目次 : 人はなぜいるのか/ 自己複製子/ 不滅のコイル/ 遺伝子機械/ 攻撃―安定性と利己的機械/ 遺伝子道/ 家族計画/ 世代間の争い/ 雄と雌の争い/ ぼくの背中を掻いておくれ、お返しに背中を踏みつけてやろう〔ほか〕

【著者紹介】
リチャード・ドーキンス : 1941年ナイロビ生まれ。オックスフォード大学時代は、ノーベル賞を受賞した動物行動学者ニコ・ティンバーゲンに師事。その後、カリフォルニア大学バークレー校を経て、オックスフォード大学で講師を務めた。1976年刊行の処女作『利己的な遺伝子』は世界的ベストセラーとなり、世界にその名を轟かせた。その後の社会生物学論争や進化論争においては、常に中心的な位置から刺激的かつ先導的な発言をしており、欧米で最も人気の高い生物学者の一人となる

日高敏隆 : 1930年生まれ。東京大学理学部動物学科卒業。京都大学名誉教授。動物行動学者。1975年の著書『チョウはなぜ飛ぶか』(岩波書店)で毎日出版文化賞受賞。2001年に『春の数えかた』(新潮文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。2008年瑞宝重光章受章。2009年歿

岸由二 : 1947年生まれ。東京都立大学理学研究科博士課程退学(理学博士)。慶應義塾大学名誉教授。専門は進化生態学。流域アプローチによる都市再生論を研究、実践。NPO法人小網代野外活動調整会議代表理事。NPO法人鶴見川流域ネットワーキング代表理事

羽田節子 : 1944年生まれ。東京農工大学卒業。2013年歿

垂水雄二 : 1942年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。出版社勤務を経て翻訳家、科学ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とも

    読み終わるまで3週間かかった。数学が苦手な私にはなかなか理解できなくて難しい内容だった。でも具体的な生き物の生態は、面白くて理解出来る内容もあり読んでみてよかった。すごい本だと思う、もう少し理解出来るようになりたい。

  • ころこ

    啓蒙的な本なので説明過剰なことは誰しもが気付くことでしょう。あまりに全てを説明すると、人間の認識力の中でしか自然のメカニズムが出来ていないのかという疑問が沸きます。ちょうどこの対極のことをやっていたのがユクスキュルの環世界で、言語化に失敗したが直感的に反発したのがグールドでした。利己的か利他的か知りませんが、個体の意志を超えたところに別の意志があると考えるのは、集合的無意識や歴史意識などを持ち出すまでもなく、選挙結果や血液型占いなどにみられる人間のある種の欲望の変奏のひとつだというのが文系読者の理解です。

  • 樋口佳之

    版を変えて数十年ぶりの再読。当時はタイトルとは逆に利他的行動に科学的な根拠を見出す記述に驚きもし、高校レベルの知識だった遺伝子スゴイとなったのですが…。中立説の話を読んでしまうと、何だか結果から原因を説明していないかと感じてしまう。/自分の子で無い養子を養う行動は遺伝子に組み込まれた規則(同じ遺伝子を持つ我が子を養う)の誤用で、遺伝子としては無駄だが自然淘汰がもっと選択的に変化する程ではない頻度だから残っている云々とかどうなの?本書の記述から言えばたとえ頻度が少なくても改訂されるはずとなるのでは。

  • 金城 雅大(きんじょう まさひろ)

    多大なリーダビリティに支えられつつも、本書の主張が定説となっている現代においてなお面白い。 これは本物の名著だ。

  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    利己的な遺伝子 40周年記念版。リチャード・ドーキンス先生の著書。人間同士の対立やいざこざ、周りに対して攻撃的言動をしてしまう理由には利己的な遺伝子からくる本能がある。自分勝手が利己的、攻撃的な自分や他人の存在が嫌になった時には、利己的な遺伝子を読んでみると利己的な人が利己的である理由に納得して諦めがつく。利己的な遺伝子、時代を超えて色褪せない一冊です。

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