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ISBN 10 : 4152102039
Content Description
生物が何億年にもわたって、また人類が何世紀にもわたって、どのように重力に逆らい、空へ飛び立ってきたのか。世界最高の進化生物学者/サイエンスライターのリチャード・ドーキンスが、史上最大の飛ぶ鳥や極小の羽虫フェアリーフライ、モモンガやトビウオ、神話のイカロスから現代の航空機、そして宇宙飛行士まで、飛翔の進化と科学のすべてを紹介する。飛ぶことは何のためになるのか。飛ぶことがそれほどすばらしいなら、なぜ翼を失う動物がいるのか。進化した飛ぶ動物と設計された飛ぶ機械はどこが異なるのか。科学的思考を用いて想像のはるか高みへと飛翔していく、フルカラー、イラスト満載の科学読本。
目次 : 空を飛ぶ夢/ 飛ぶことは何のためになる?/ 飛ぶことがそれほどすばらしいなら、なぜ翼を失う動物がいるのか?/ 小さければ飛ぶのは簡単/ 大きい体で飛ばなければならないなら、目いっぱい表面積を増やせ/ 動力のない飛行―パラシュートと滑空/ 動力飛行とその仕組み/ 動物の動力飛行/ 空気より軽く/ 無重量状態/ 空中プランクトン/ 植物の「翼」/ 進化した飛ぶ動物と設計された飛ぶ機械のちがい/ 半分の翼は何になる?/ 外へ向かう衝動―飛翔を超えて
【著者紹介】
リチャード・ドーキンス : イギリスの生物学者・作家。1941年ナイロビ生まれ、英国王立協会フェロー、英国王立文学協会フェロー。オックスフォード大学で学び、カリフォルニア大学バークレー校を経て、オックスフォード大学の動物行動研究グループのリーダーとして活躍し、「科学的精神啓蒙のためのチャールズ・シモニー講座」初代教授をつとめた。著書の『利己的な遺伝子』で学界の外まで名を知られ、反宗教の姿勢を明確に打ち出した『神は妄想である』(早川書房刊)は世界的ベストセラーになった
ジャナ・レンゾヴァー : スロヴァキア、ブラティスラヴァ生まれのイラストレーター、翻訳家、通訳。『神は妄想である』をスロヴァキア語に翻訳した後、ドーキンスの著作にイラストレーターとしてもかかわっている
大田直子 : 翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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