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ISBN 10 : 4775942662
Content Description
宮廷と修道院、革命と公民権運動、娼婦と淑女、ギャングとセレブ。「階級・性差・貧富」を表し、固定するものとしてドレスコードは機能していた。そしてフランス革命後の「国家と個人の誕生」とともに、服装は自由と平等を実現し、一人ひとりの個性を表し、格差を破壊するものになる―はずだった。それにもかかわらず、アメリカの高校は現在も服装規定を増やし、レストランは髪型を理由に従業員を解雇する。「流行なんてどうでもいい」とTシャツを好むIT起業家たちは「ファッションに無関心という最新の流行」に夢中になっている。ドレスコードに隠されたメッセージは形を変え、今なお生きているのだ。スタンフォード・ロースクール教授が、階級、性差を表す「暗号」だった歴史的なドレスコードを読み解くとともに、人種、ジェンダーの平等をめぐる戦いの粛で、服装がどのような役割を果たしてきたのかを考察する。過去と現在を探り、未来を捉える意欲作。
目次 : 第1部 ステータスシンボル(地位の記号化/ 自己成型/ 信仰の印/ 性的象徴)/ 第2部 豪華から上品へ(男性による華麗な衣装の放棄/ 表現方法と地位/ 性別と簡素/ 合理服運動/ フラッパーのフェミニズム)/ 第3部 パワー・ファッション(流行の奴隷/ ボロ服から抵抗へ/ 腰パンと服従)/ 第4部 政治と個性(女らしい装い方/ 異性装と性の境界線/ 宗教とドレスコード)/ 第5部 仕立て直された期待(ブランドとマーク/ 偽物と文化の盗用/ ドレスコードを解読する)
【著者紹介】
リチャード・トンプソン・フォード : スタンフォード大学ロースクール教授。法律、社会問題、文化的テーマ、人種関係についての記事を、ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、サンフランシスコ・クロニクル紙、CNN、スレート誌に寄稿してきた。ニューヨーク・タイムズの「今年の注目図書」に選ばれた『The Race Card(人種のカード)』『Rights Gone Wrong(堕落した権利)』の著者。テレビ番組コルベア・レポー、レイチェル・マドー・ショー、ディラン・ラティガンに出演。アメリカ法律協会会員。全米作家協会理事。本人も驚いたことに、2009年のエスクァイア誌ベスト・ドレスド・リアル・マン・コンテストの25名の準決勝進出者のひとりに選ばれた。妻マーリーンとふたりの子ども、コールとエラとともに、サンフランシスコに暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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くさてる
読了日:2024/07/03
ウラー
読了日:2022/05/19
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