リチャード・イングリッシュ

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近代戦争論 シリーズ戦争学入門

リチャード・イングリッシュ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422300788
ISBN 10 : 4422300784
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

近代戦争とは、現代の人類が直面する最も危険な脅威のひとつである。本書では、ナショナリズム、国家、宗教、経済などと関連づけつつ、近代戦争が政治、社会、経済に及ぼす複雑な影響を考察する。戦争の定義、原因から、従軍動機、戦時経験、戦争の遺産、さらに最近の対テロ戦争の評価まで、多角的かつ周到に検証する。近代戦争をめぐる論争を刺激し、将来の研究を展望する1冊。

目次 : 第1章 定義(近代戦争とは何か/ 近代戦争を特徴づけるもの/ 小括)/ 第2章 原因(ナショナリズム/ その他の原因/ 第一次世界大戦の事例/ 戦争の多様性と人の性/ 人々が戦う理由/ 戦争の終結/ 戦争の防止)/ 第3章 経験(戦争の恐怖/ 暴力の程度/ 戦争の多様な経験)/ 第4章 遺産(戦争の遺産/ 戦争の道徳性/ 歴史事例から見る戦争の成果/ テロ対策の歴史的フレームワーク)/ 結論―戦争とテロリズム、将来の研究

【著者紹介】
リチャード・イングリッシュ : クイーンズ大学ベルファスト政治学教授および同大学の副学長補。アイルランド史およびナショナリズム、政治的暴力、テロリズムを専門とする政治史家。イギリス学士院、アイルランド王立アカデミー、イギリス王立歴史協会、エディンバラ王立協会等のフェロー。英帝国三等勲爵士(CBE)。受賞作多数

矢吹啓 : 東京大学大学院人文社会系研究科欧米文化研究専攻(西洋史学)博士課程単位取得満期退学。キングス・カレッジ・ロンドン社会科学公共政策学部戦争研究科博士課程留学

石津朋之 : 防衛省防衛研究所戦史研究センター長。著書・訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 岡本 正行

    読んでいる最中に、ロシアのウクライナ侵攻が始まった。戦争自体は、当然、恐怖と嫌悪そのものではある。半面、戦争映画は、大好きである。スリル、迫力、怖いもの見たさ、死をと直面している人間の超真剣さが感じられる、戦争が、人類の歴史の重要な場面を占めているのは事実で、政治や経済と同等、あるいは、それ以上の存在感を持っている。わが国の憲法は、交戦権を否定している。それは、日本国民の総意なのか、一度でも二度でも、みんな戦争を考えてみるべきであろう。過去の歴史において、明治以降の戦争以外でも、海外諸国と戦争をしている

  • スプリント

    大量の人的リソースと物量を投入する戦争だけでなくテロについても触れられています。

  • やご

    同シリーズ、4冊め。著者は北アイルランド出身の歴史・政治学者です。実質150ページとこのシリーズの他書同様、文章量は少ない本ですが、読みにくい。文章自体が読みにくい文体ということもありますし、まず「近代戦争」の定義から始まるのですが、予想されるようにそれがまず簡単ではないということもあり(定義しにくい概念であると提示することにも意味があるとは思いますが)、それに引きづられるかのように後続の章も明快さを欠く印象になっています。(続く)→ https://gok.0j0.jp/nissi/1410.htm

  • Go Extreme

    近代戦争:ナショナリズムと近代戦争 近代戦争の諸段階 ナショナリズム:国民的共同体 国民主義的な闘争 国民的主権という権力 戦争の正当化 その他の原因:国際関係 宗教と戦争 世俗的・経済的誘因 戦争の多様性と人の性 人々が戦う理由:重層的な動機 戦争の終結 戦争の防止:戦争の抑制 理想と現実 戦争の恐怖 暴力の程度 戦争の多様な経験 戦争の遺産:破壊 政治的影響 脱植民地化 戦争の記憶 戦争の道徳性 テロ対策の歴史的フレームワーク:インテリジェンス 民主的な司法手続き 安全保障措置の調整 戦争とテロリズム

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