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ノキア復活 老舗企業はなぜ生き返ったのか(仮)ハヤカワ・ノンフィクション

リスト・シラスマ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152098726
ISBN 10 : 4152098724
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

瀕死の携帯メーカーは、なぜ5G時代のキープレーヤーになれたのか?iPhoneやAndroid端末に市場を根こそぎ奪われ、一時は倒産すら囁かれた“北欧の巨人”ノキア。だが同社は本業の携帯ビジネスを大胆に捨て、通信機器分野で奇跡のV字回復を成し遂げた。本書はその立役者であるリスト・シラスマ会長が自ら語る、変革の記録である。

目次 : 絶対絶命の危機/ 第1部 凋落―成功という名の猛毒(ノキア・マジック 一九八八〜二〇〇八年/ まばゆさに目がくらむ 二〇〇八年/ 錯綜するシグナル 二〇〇九年一月〜七月/ 賭けに出る 二〇〇九年九月〜一二月/ 厳しい現実 二〇一〇年一月〜八月/ 新たな舵取り 二〇一〇年九月〜二〇一一年一月/ 厳しい選択 二〇一一年一月〜二月/ 燃え盛るプラットフォームから飛び降りよ 二〇一一年二月〜一二月/ )/ 第2部 再起―再び勝つための変革(危機の中で責任を担う―二〇一二年一月〜四月/ 黄金律 二〇一二年五月〜六月/ プランB、そしてプランC、プランDもある 二〇一二年六月〜一二月/ この結婚を維持できるか 二〇一三年一月〜四月/ 何度でも「再起動」する 二〇一三年四月〜六月/ 最善策は大胆に動くことだ 二〇一三年四月〜七月/ M&A取引の実施 二〇一三年七月〜一一月/ 改革の処方箋 二〇一三年九月〜一二月/ 二つの世界に足を踏み入れる 二〇一四年一月〜四月/ 未来のための基盤 二〇一三年一〇月〜二〇一六年一月/ 運は自ら切り開くもの)

【著者紹介】
リスト・シラスマ : ノキア会長。1966年生まれ。ヘルシンキ工科大学修士(理学)。1988年、セキュリティサービス会社「F‐Secure(エフセキュア)」を創業。2006年まで社長兼CEO、以降は会長を務める。2008年、ノキア取締役に就任。2012年、同会長に就任。2013年9月から2014年4月にかけて、暫定CEOを兼任

渡部典子 : ビジネス書の翻訳、執筆、編集等に従事。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。研修サービス会社等を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Willie the Wildcat

    ノキア再生の三種の神器。客観性に基づく分析を踏まえた複数選択肢から最善・最適案を自ら切り拓く。MSとの交渉と、NKNを基軸とした組織”再起動”の過程、特に心情描写が印象的。Programmable World。文化や成功体験などヒトの持つ主観性が変革の最大障壁であり、最大の武器。顕著な例が取締役会。サラリと触れている人間関係構築も、言うまでもなくキモ。本著の醍醐味は、悪癖に満ちた取締役会の文化の清浄等を含めたOne Teamに変化する過程。三種の神器はあくまで手段であり、手段を生かすも殺すもヒト次第。

  • おかむら

    ノキアという会社、全く知らなかったけど、かつては「携帯といえばノキア」、世界市場の4割のシェアを誇るフィンランドを代表する企業。それが成功に胡座をかいてるうちにスマホの波に乗り遅れ数年でシェア1%まで凋落。どん底からの奇跡の復活劇。ビジネス本はあまり読まないんだけど、面白かったー。Androidってグーグルなの?ぐらい携帯に無知な私ですが、iPhone登場からの携帯と通信の流れが学べます。日進月歩すぎる! ジョブズの「あなたたちは私の競争相手ではない」ってセリフがカッコいい。

  • とよぽん

    すごい本だった。ノキアと言えば、フィンランドを代表する巨大企業。だが、スマートフォンに出遅れて廃業寸前までに凋落。それさえ知らなかった。しかし、リスト・シラスマ新会長の冷静な現状分析と粘り強い再生へのアプローチで復活を遂げた。マイクロソフト社との巨大M&Aが書かれた第U部は、ビジネス小説のように引き込まれた。合併や買収は勝つためではなく、互いにウィン・ウィンの合意を目指してこそ成功する。しかも、リスト氏は経営者として優秀なだけでなく、家族を守る夫、父親としても偉大で魅力的な人物だ。

  • Hidetada Harada

    大好きだったNokia端末が、店頭から消えた事情が分かりました。丸みを帯びたストレートタイプのボディや、PCっぽいインターフェースは今でも懐かしいです。そんなNokiaがまさかこんな状況だったとは。どんなに大企業でも、当事者感が無くなるとダメになるという見本。それを建て直したのは、著者含めた経営陣の功績。こんな優れた人たちを集められるのは大企業であるが故。短期間の復活劇には様々なドラマがあるんですね。

  • スプリント

    NOKIAが復活したとは思えないのですが企業買収で一息ついたという感じでしょうか。主力となる事業が尽くレッドオーシャン化して駆逐されるイメージが近年ついていますが、昔はすごかったのは確かです。

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