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脳が読みたくなるストーリーの書き方

リサ クロン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784845916085
ISBN 10 : 4845916088
Format
Books
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“心”ではなく、読者の“脳”を刺激せよ!テーマ、キャラクター、プロットの組み立て方を脳科学の観点から指南!人間の“認知的無意識”が明らかにする、物語創作の実践ガイド。

目次 : 読者を引き込む―脳の潜在意識に働きかける/ 要点に迫る―脳の注意をとらえる/ 登場人物の感情を書く/ 主人公のゴールを定める/ 主人公の内面の問題を掘り起こす/ 特定のイメージを脳に刻む/ 変化の動因となる対立を作る/ 原因と結果で物語を展開する/ 主人公にとことん試練を与える/ パターンを作る―伏線から伏線回収までの道筋/ サブプロット、フラッシュバック、予兆を使う/ 物語における作者の脳を鍛える

【著者紹介】
リサ クロン : カリフォルニア大学バークリー校(UCB)卒業後、W・W・ノートン、ジョン・ミュアー・パブリケーションズと出版社で10年働いた。その後テレビ業界に入り、コートTV、ショウタイムで放映する番組のスーパーバイジング・プロデューサーなどを務める。ワーナー・ブラザーズやウィリアム・モリス・エージェンシー、ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ、アイコン・プロダクションズ、ドン・バックウォルド・エージェンシーなどのストーリー・コンサルタントもおこなっている

府川由美恵 : 翻訳家。明星大学通信教育部教育心理コース卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • eirianda

    脳が読みたくなる……というタイトルで、脳科学の見地からストーリーの書き方を解きほぐすのか、と思い込み購入。原題は『WIRED FOR STORY』。確かに脳科学本からの引用は多いけど、作者はド文芸の人だった……まんまと日本の出版社の罠にはまった気分。多くの物語指南本と同じことを言っている気もするが、人物の内的ストーリーに重きを置いて説かれていて、プロットといかに絡むか、という部分が興味深い。他の指南本はプロットなどの形式本が多い中、結構ハッとさせられ……しかし、なぜか読み難い……何度も読まないとな。

  • そんれい

    物語の舞台裏を見るようで、とても面白い。この知識があれば、気にも止めていなかったことに気付きが生まれ、物語を深読みできそう。素直な気持ちで読めなくなる危険性もあるかも

  • 袖崎いたる

    ある種の唯脳論。脳は物語を欲している。本質的に読者であろうとしている。では、人が物語の書き手になるとしたら、これらの事実を踏まえてどのように書けばいいのだろう? 神を信じるように、脳を信じるように、物語を信じるのだ。それは作者よりも読者に信頼を置き、読者を物語が物語であることを保証する使者なのだと理解することを指す。だから、自分が書くものはブンガクだからと言ってエンタメを馬鹿にしたり、理解されないのは読者がアホやからだなどと考えてはならず、ひたむきに物語サマに己れの精神を奉ることが肝心。物語教への入信案内

  • Pustota

    読者を引き込む物語の書き方を、脳科学の視点から分析する。なぜ人が物語に惹かれるのかという点が根本にあるので、読者として物語を楽しむうえでも多くの気づきがあった。創作にまつわる様々な「神話」を論理的にぶった切っていくのも面白い。

  • さなお

    まず読み物として面白いんだけど、仰るとおりすぎてところどころ刺されたのでダメージも負った めちゃくちゃ参考になったのでこれからも好きに妄想しつつルールを取り入れていこうと思います…

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