リサ・フェルドマン・バレット

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バレット博士の脳科学教室 7 1 / 2章(仮)

リサ・フェルドマン・バレット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784314011839
ISBN 10 : 4314011831
Format
Books
Release Date
May/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

これまでの脳の見かたを払拭し、“身体予算”という比喩で脳と身体の機能を解説しながら、脳の“予測”や、脳と社会の相互作用など、科学の最新トピックを精選し、歯切れよく語る。あなた自身と社会を変える新時代の脳科学入門。

目次 : 1/2 脳は考えるためにあるのではない/ 1 あなたの脳は(3つではなく)ひとつだ/ 2 脳はネットワークである/ 3 小さな脳は外界にあわせて配線する/ 4 脳は(ほぼ)すべての行動を予測する/ 5 あなたの脳はひそかに他人の脳と協調する/ 6 脳が生む心の種類はひとつではない/ 7 脳は現実を生み出す

【著者紹介】
リサ・フェルドマン・バレット : Ph.D.米・ノースイースタン大学心理学部特別教授、ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院研究員。ハーバード大学の法・脳・行動研究センターでCSO(最高科学責任者)を務める。心理学と神経科学の両面から情動を研究し、その革新的な成果は、米国議会やFBI、米国立がん研究所などでも活用されている。世界で最も引用された科学者の上位1パーセントに入る研究者。2007年に米国立衛生研究所の所長パイオニア・アワード、2018年に米国芸術科学アカデミー選出、2019年に神経科学部門のグッゲンハイム・フェロー、2021年には米国心理学会から顕著な科学的貢献に対する賞を与えられるなど、受賞歴多数

高橋洋 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • りょうみや

    まえがきに好奇心を刺激する楽しい本を書きたかったとあるがそれは実現されていると思う。脳研究の最新の成果を上手にストーリーにまとめている。脳の機能は考えるためではなく身体予算の管理と予測をするという表現で通していることが特徴。

  • 大塚みなみ

    前著『情動はこうしてつくられる』は衝撃的だった。あまりに衝撃的すぎて一読で消化しきれず、再読しなくちゃと思いつつも大部の本なので躊躇していたところ、一般向けらしい近著を発見したので喜んで選書した。テーマは前著とほぼ共通している。脳は予測する。進化の原動力は「身体予算管理」、などなど。叙述自体はシンプルで、厳密な論述は控えめでエッセイとして気楽に文章が進む。たしかに読みやすいのだが、アイディア自体が革新的なので、軽い論証では説明不足というか、食い足りない思いが残った。やっぱり前著を再読しないといかん。

  • turtle

    いろいろと示唆に富む記述がありますが、特に響いたのは悪い言葉を受け続けることによる、とんでもない身体への悪影響。 次々と襲い来る慢性ストレスが脳を次第に浸食し、身体的な病気を引き起こす。 食後2時間以内に社会的ストレスにさらされるとその食事に104キロカロリーが加算されたものとして代謝する、など。実に恐ろしい話です。

  • カイワレ大根

    これまでの知識と繋げながらなるほどと面白く読めた。脳(というか人間)の分野はわからないことだらけで興味深いメモ:体の資源&予算の管理=アロスタシス。脳の三位一体説の誤り。脳のネットワークが複雑性を構成し複雑性は多くの活動パターンを作り出す。脳は常に予測を発して身体予算を管理する。対人関係からのストレスは身体予算を削る。ストレスにより得られたカロリーは多めに代謝されるのでストレス下では太る。感覚は行動の後で生じる。身体予算管理からどのように気分に変換されるのかはまだ不明。人間は社会的現実を共有できる。

  • marukuso

    脳科学の入門といっても最新の知見が取り入れられたものでかなり高度で難しかった。脳はあらゆる身体のニーズを事前に予測するためのアロスタシスと呼ばれる身体予算管理機能があり、これが一番重要なようだ。なかでも乳児期のチューニングとプルーニングによる生態的地位の獲得、それに伴う社会的環境の重要性、脳という個人から他者を含む社会・文化へとどう接続するかとても興味深い内容ばかりであった。

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