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完璧な家族

リサガードナー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094068856
ISBN 10 : 4094068856
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ある朝突然、何者かに銃撃された一家。思春期の次女と幼い長男、母親と恋人は一瞬にして命を奪われた。二匹の犬とともに姿を消した十六歳の長女ロクシーの行方と事件の真相を追うのは、ボストン市警の豪腕女刑事D・D・ウォレン。さらにもう一人―四百七十二日間にわたる壮絶な監禁から生還した女性フローラもまた、彼女を捜していた。果たして一家を襲ったのはロクシーなのか。やがて平穏に見えた一家の凄まじい過去が浮かび上がる…。米国のベストセラーシリーズの新作にして、監禁小説の傑作『棺の女』の続編がついに登場!

【著者紹介】
リサ・ガードナー : ペンシルヴァニア大学在学中からロマンス小説を執筆し、1998年に『素顔は見せないで』を発表。以後、主要各紙のベストセラーリストの常連に

満園真木 : 東京都生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のぶ

    巧妙に練られたプロットで、良くできた作品だった。冒頭から幸せそうな家族の、母親、その恋人、次女ローラ、長男マニー、が銃殺されるところから始まる。長女ロクシーは事件が発生する前に二匹の犬を連れて姿を消していた。ロクシーが事件のカギを握っているのでは?D・D・ウォレン、ボストン市警殺人課の部長刑事はロクシーの行方を追う。一方、前作「棺の女」で監禁され生還したフローラもロクシーを追っていた。どんな展開が待っているのか?いろいろな角度から描かれる事件には思わぬ結末が待っていた。どの登場人物もうまく描かれていた。

  • キムチ

    題名が好みじゃない~完璧って何❔物差しがある?そんな思いで読み始めただけにネガ気分120%。20頁余残して止めた。筋を追うのは私の読書目的ではない。こんなに気分が悪くなるのも珍しい。N・ノイハウス、K・スローターと同じ括りの匂い・・だが自滅的でもなく、湿り度も高くはない。刑事D・Dに魅力を覚えないのも否定的な因。頑張り屋だし、理想的な妻、母なんだけど。完璧を求めるがゆえに足元で何かが踏みにじられ、自殺・負け犬・苛めが散見。スクールカウンセラー、里親が持つ本来の存在意義がぐらぐらしている。

  • 星落秋風五丈原

    まあ“完璧な”などというタイトルが胡散臭い。フツーでいいのだ、フツーで。養子縁組は国から援助が出ないが、里親を引き受けると国から何某かの援助が出る。その金を目当てに劣悪な環境で子供たちを育てる里親の例は、何も海外に限らない。子供たちは幼く声を上げる術を知らない。 フローラは戦う女なんだね。なんとなくDDとは反発しつつもバディ感が。警察の言うことなんか聞かねーぞみたいな。

  • むつこ

    後半まで眠くて普段より就寝時間が早くなり、読了まで日数がかかった。前作の「棺の女」のフローラのたくましさは覚えていたが警官のD・Dのことはまったく覚えてなかった。犯罪被害者だったフローラが家族を殺害され行方不明になった少女・ロクシーを探す。またD・Dのベテラン刑事なのに真っ直ぐ事件を追うので二人の主人公の性格の良さが沈みがちの事件の環境にも我慢ができた。が、児童虐待に「そうきたか!」と驚き、相手のセリフに眠くなっていた。犬の描写もいい。次作、早く読みたい。

  • あっちゃん

    女だらけのハードボイルド?(笑)生還者フローラと女刑事D・D・ウォレン、更に今回の主役の家族全員を殺され失踪中のロクシー、皆んな心は傷だらけでも強い!この事件からも立ち直ってくれるだろう感が陰鬱な事件のささやかな光かな?( ̄▽ ̄)

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