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未来のアラブ人4 中東の子ども時代(1987-1992)

リアド・サトゥフ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763421326
ISBN 10 : 4763421328
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

シリアの小学校でいじめに耐え、今度はフランスの中学校に通うことになった少年は、またしてもいじめの標的となり‥‥
「僕はこれから何人として生きていけばいいのだろうか?」

シリーズ累計売上300万部突破!
23ヶ国語で刊行された世界的ベストセラー

急展開!!
圧巻の第4巻

【著者紹介】
リアド・サトゥフ : コミック作家、映画監督。1978年パリ生まれ。シリア人の父とフランス人の母の間に生まれ、幼年期をリビア、シリア、フランスで過ごす。2010年『Pascal Brutal』でアングレーム国際漫画祭・年間最優秀作品賞を受賞、2015年にも『未来のアラブ人』で2度目の受賞を果たす。『未来のアラブ人』邦訳版は、2020年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。週刊誌で連載した『Les Cahiers d’Esther(エステルの日記/未邦訳)』はテレビアニメ化。2023年アングレーム国際漫画祭で全業績を対象とするグランプリを受賞、欧州コミック界最高の栄誉を得た

鵜野孝紀 : 1967年東京生まれ。1995年から2013年までパリのマンガ書店・出版社スタッフを務めた後、フランス語翻訳・通訳。また日仏双方向で漫画やバンド・デシネの出版企画に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    久しぶりに出版されたシリーズ第4巻。1987年から1992年、サトゥフ10歳から14歳の頃の日常。フランスとシリアとを交互に暮らし、あまりの文化の違いにどちらかの学校でも友人が出来ず、仲間はずれにされる。父親と母親の口論は絶えず、父は妻の足に火をつけて、ついに離婚の話が出る。リアドは思春期になり女性に恋するようになり、妄想上でいとこのカマルと恋人となるが、イスラム教徒の彼女にフランスの自由な風紀はそぐわない。幼い頃金髪で美少年だったリアドは、いつの間にか栗色の髪となりモテない少年になっていた。全6巻。

  • どんぐり

    『未来のアラブ人』4巻目。サウジアラビアへ単身赴任となったシリア人の父親。3人の子どもは母親と共にフランスへ。「イスラム教徒は父の言うことを聞き、従うものだ。決めるのは男だ」と言う父親は、父権主義のイスラム世界を生きる。母親が、なぜこんな男と一緒になったのか、ちょっとわからない。中学生となったリアドは、シリア→フランス→シリア→フランスと、アラブと西欧の価値観体系のなかを行き来し、相変わらず学校でのいじめの対象にされる。サウジで高待遇の教職に就いた父親が失職。→

  • たまきら

    抑圧された世界と、自由な世界ー二つの全く異なる世界どちらにも適応できないまま、思春期を迎える主人公。昔ヤマザキマリさんの本だったかな、イタリア人男性はラムちゃんに恋をすると書いてあったけれど、著者は響子さんに恋をしていました♪こういう様々な異文化がミックスされているところ、興味深いです。…ついにお父さんがお母さんの言葉に怒りを抑えきれずひどい暴力をふるい、帰国した母子に対し信じられない暴挙に出て…!続きが、続きが心配です。やっぱハーグ条約は大切だなあ…。

  • Melody_Nelson

    いつの間にか4巻が出ていた!分厚い、重い! 面白おかしく描いているけど、リアド(と兄弟)はシリアでもフランスでも“よそ者”扱いで、なかなか友達ができなかったり、シリアでは文化の違い、コミュニケーションなどで苦労している。よく心が折れなかったな…。というか、さらに深刻なのが両親で、これからどうなる?リアドがどんどん成長していく様子が、その時代と共に描かれるが、当時からフランスでは日本のアニメ(マンガ)が人気で、夢中になっている少年リアドが可愛らしい。続きが気になる…。

  • チョビ

    感想の前に、著者の絵の「本物」加減に日本人なら全員納得するのではないか。さて、両親の仲の悪さが顕著になるのは、いつだって相手の陣地に入った時だ。孤独を感じると、とことん自分の正当性と相手の異端性で、自分のプライドを維持する。その逆もしかり。そのなかでどちらにもなれない著者が音無響子という、シリアでもフランスでもない、そして、フィクションの、甘えさせれてくれる女性を理想とするのは必然だし、それが今の生業につながっているのだろう。

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