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ロボットの夢の都市 創元海外sf叢書

ラヴィ・ティドハー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488014674
ISBN 10 : 4488014674
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
茂木健 ,  

Content Description

太陽系を巻き込んだ大戦争から数百年。宇宙への脱出を夢見るジャンク掘りの少年、それ自体がひとつの街になっている移動隊商宿で旅する少年、そして砂漠の巨大都市の片隅で見慣れぬロボットと出会った女性と警察官。彼らの運命がひとつにより合わさるとき、かつて一夜にしてひとつの都市を滅ぼしたことのある戦闘ロボットが、数世紀の眠りから目覚めて‥‥世界幻想文学大賞作家が贈る、どこか懐かしい未来のSF物語。

【著者紹介】
ラヴィ・ティドハー : 1976年イスラエル生まれ、ロンドン在住。長編Osama(2011)で世界幻想文学大賞を受賞。Central Station(2016)でキャンベル記念賞とニューコム賞を受賞。『完璧な夏の日』(創元SF文庫)は英ガーディアン紙の2013年度ベストSFと、デイリーメール紙の年間ベストブック・ファンタジー部門にそれぞれ選出された。『黒き微睡みの囚人』(竹書房文庫)は2015年ジャーウッド賞を受賞した。日本では『完璧な夏の日』と『黒き微睡みの囚人』がそれぞれ星雲賞海外長編部門候補になっている

茂木健 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • オフィーリア

    宇宙大戦後から復興した遥か未来の中東が舞台のSF。壮大な世界観ながらもそこに生きる人間やロボットの視点が主でどこか長閑でおとぎ話のよう。フレーバー代わりに膨大な設定と単語が登場し、そのワード一つ一つに妄想を膨らませたくなる素晴らしきSF。

  • tetsubun1000mg

    イスラエル生まれで、ロンドン在住の初読みのSF作家さん。 世界幻想文学大賞などを受賞して評価の高いそうだが、読語感はSFというよりファンタジーという感じ。 私の全く知らない砂漠の世界の幻想的な物語という余韻が残る作品だった。 砂漠の国の未来のSFだが、不思議とノスタルジックな印象も受ける不思議な作品。 サウジアラビアでは170qのドーム「ザ・ライン」,全長全幅400mの建物と中にドームを建造する「The・Murabba」なども2030年に建てるなど発表しているのでこんな物語も現実となりそうな気もする。

  • 本の蟲

    遥か遠未来の話でありながら、どことなく祖父母が語る伝説といった趣があるSF叙事詩。人類の生活圏は太陽系外にまで広がり、遺伝子改変超人類、デジタル生命、自律ロボット、オールトの雲には異星人が潜んでいるとされる。作者同一設定シリーズの中の一冊。本作の舞台は地球の砂漠地帯。中東の古都ネオムで複数の仕事を掛け持ちしている女性マリマム。戦争機械発掘中の事故で家族を失い、砂漠を渡るキャラバンに拾われた少年サレハ。何度も戦争を潜り抜け、地球に帰還した古い人間型ロボット。彼らの出会いが失われた神話の新たな幕を上げる

  • りょうけん

    <駄> 京大は出たものの SF翻訳者ふぜいで留まっている大森苦君(以下 オーモリくん)が 本の雑誌2024年3月号の 新刊めったくたガイド で☆五つの満点でお勧めしていた。 と云う事は,一体どれだけつまらないのだろうかw を確かめてみる為と表紙カバーが少しカッコよかったので読んでみた(嗤う)。 いやまあしかし ずぶずぶのオーモリくんと云えども なかなか星5つは付けないので もしかすると面白いSF作品なのかもしれない,とわずかな期待は持ったが・・・確かなエビデンスはもちろん無かった(笑)

  • ひびキング

    舞台も物語も想像してたの真反対だった。殺伐とした物語を想像してたのだが、優しい再生の寓話。花を贈る人生って素敵だ。著者のオタクぶりも楽しいが、こんなとこでルーディ・ラッカーに再開できたのが最大の喜びではある。

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