Product Details
ISBN 10 : 4829508027
Content Description
なぜ日米関係は悪化をたどり真珠湾攻撃という破局を迎えたのか。『暗黒大陸中国の真実』出版後も、タウンゼントは、中国問題、日米関係、日中戦争について、アジアに介入するアメリカの外交姿勢を厳しく批判し続けた。真珠湾攻撃の後には、ルーズベルト政権によって投獄されてしまう。こうしたタウンゼントの極東政策論がまとめられた一冊。
目次 : 解説 アメリカから昭和史の見直しをせまる/ ラジオ講演 中国大陸で戦争中の日中両国について/ ラジオ講演 戦争話は関係修復を阻害するだけである/ 中立に中途半端はありえない!/ ラジオ講演 日本はアジアでアメリカに対して門戸閉鎖をしたか?/ アジアにアメリカの敵はいない!/ 憎悪の高い代償/ 国際紛争を求めて平和を望まぬ者たち/ 真珠湾の真実
【著者紹介】
ラルフ・タウンゼント : 1900‐1976。アングロサクソン系アメリカ人。コロンビア大学卒。新聞記者、コロンビア大学英文科教師を経て国務省に入る。1931年上海副領事として中国に渡る。満州事変に伴う第一次上海事変を体験。その後福建省の副領事として赴任。1933年初めに帰国。外交官を辞め、大学講師のかたわら著述と講演活動に専念。新日派の言論を展開したため、真珠湾攻撃後は1年間投獄される。6冊の著作すべてに極東アジアに関する鋭い知見を披露している
田中秀雄 : 1952年福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。日本近現代史研究家
先田賢紀智 : 1955年鹿児島県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。1980年より千葉県の県立高等学校英語科教諭。アメリカ、イギリス、中国、韓国、東南アジア諸国に渡り、近現代史を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
