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新版 おおエルサレム! アラブ・イスラエル紛争の源流 下

ラリー・コリンズ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041149355
ISBN 10 : 4041149355
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アラブ、ユダヤ、イギリス、当事者たちの膨大な証言をもとに、ユダヤ人国家建設を巡る衝突の一年を再構築する。

反目するハガナとイルグン、すれ違うアラブ諸国、対立は混迷を深めていく――。1948年5月、イギリス軍撤兵と共にユダヤ人国家イスラエルの建国が宣言され、エジプト、トランス・ヨルダンとの間で戦端が開かれる。初代首相ベン・グリオンは、物資が断たれたエルサレムへの補給を厳命、一方のアラブ勢力も足並みが揃わずにいた。二千人をこえる当事者の証言を通じ、聖都に生きた人々の信仰と戦いを描き出す圧巻の長編、待望の新版。

第一部 聖地の分割――一九四七年十一月二十九日
第二部 金と武器――一九四八年冬
第三部 エルサレム包囲――一九四八年春
第四部 聖都のための戦い――一九四八年五月十四日〜七月十六日

【著者紹介】
ラリー・コリンズ : 1929年、アメリカ・コネティカット州生まれ。イェール大学を卒業後、UPI中東特派員として4年間パレスチナに滞在する。その後、ニューズウィーク誌のパリ支局長として世界各地で活躍。54年、ラピエールと知り合い意気投合。65年に『パリは燃えているか?』を発表し、世界中で話題となる。同書につづきラピエールとの共著で発表したノンフィクション『さもなくば喪服を』『今夜、自由を』もベストセラーとなった。2005年没

ドミニク・ラピエール : 1931年、フランス生まれ。パリ・マッチ誌の特派員として活躍し、ニューヨーク、リオ・デ・ジャネイロ、モスクワなどを取材のために飛び回る。熱心な慈善家としても知られ、81年にはインドに子どものための人道支援団体を設立、スラム街のハンセン病患者の救済に尽力した。2022年没

村松剛 : 評論家。筑波大学名誉教授。1929年生まれ。東京大学大学院文学研究科仏語仏文学専攻博士課程修了(59年)。大学院在学中から文芸評論家として活躍。58年には遠藤周作らと「批評」を創刊する。ナチズムに対する関心から、61年アイヒマン裁判傍聴のためイスラエルへ赴く。94年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • TK39

    聖地エルサレムを巡るユダヤとアラブの闘い。ユダヤ側に立っているが、双方のエルサレムへの強い思いは伝わる。ただ、アラブ側は自らの陣営内の勢力争いを優先。今に至る戦いの始まりですが、ユダヤ人の建国に向けた執念が勝ったか。

  • Go Extreme

    エルサレム包囲―1948年春: 卵と砂糖とマツア グラブパシャからのしらせ 私たちはもどって来ます それでは行って石を投げたまえ わずか一票の差で 最後のポーカー 聖都のための戦い―1948年5〜7月: ユダヤ暦5708年5月5日 彼らは守り抜くであろう マリアの月・いちばん美しい月 いったいどんな時計を見ているのですか 一世代の悔恨 雄弁かつ巨大な証人 白旗をもって出る最初の男は銃殺させる 血のにじむ眼 地獄に堕ちた人々の饗宴 エルサレムからおやすみなさい 生者のための乾盃 管路のごとく 都のなかの国境

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