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ISBN 10 : 4336075158
Content Description
神秘主義的なキリスト教と土俗的な民間信仰、背徳的な罪咎の宴―高貴な輝きと隠遁の雰囲気を湛えた昏い廃園は、夢うつつに微睡みながら、訪れる客人を待ちわびる。スペインを代表する作家バリェ=インクランのエッセンスを凝縮した、芳醇なる1冊。爛熟の世紀末文学。
【著者紹介】
ラモン・デル・バリェ=インクラン : 1866年ポンテベドラ生まれ。一九世紀末から二〇世紀初頭のスペイン文学を代表する作家、小説家、劇作家、詩人。1902年から1905年にかけて発表された小説『ソナタ』四部作により作家的地位を築き、モデルニスモやフランス象徴主義の影響を受けた作品を多く発表した。マドリッドのバリェ=インクラン劇場、2006年創設のバリェ=インクラン演劇賞は彼の名に因む。スペインのいわゆる「98年世代」に属する作家で、世紀末趣味に満ち、芸術のための芸術を指向する作品を多く残した。奇抜な風体と奇行で知られ、背徳的な冨や勇、恐怖といったテーマ、色彩に富み、独持のリズムを持った文体、そしてブラック、時にナンセンスに近づくユーモアで、独特の世界を創り上げている。1936年サンティアゴ・デ・コンポステーラで逝去
花方寿行 : 静岡大学人文社会科学部教授。専門は比較文学文化、スペイン・ラテンアメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2023/08/17
ふゆきち
読了日:2024/09/22
sugsyu
読了日:2023/06/30
桧山
読了日:2024/10/05
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