ラムジー・キャンベル

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グラーキの黙示 3

ラムジー・キャンベル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909125569
ISBN 10 : 4909125566
Format
Books
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
森瀬繚 ,  

Content Description

セヴァン・ヴァレーにわだかまる邪神カルトの物語の終着点!
ラムジー・キャンベル作品集『グラーキの黙示』第3巻

 マッターホルン・プレスが、英国のセヴァン・ヴァレーに根を張るカルト教団の聖典を、『グラーキの黙示録』のタイトルで無許諾刊行してから、150年近くの歳月が流れた。

 ブリチェスター大学のアーキビストであるレナード・フェアマンは、この伝説的な書物の“唯一現存する写本”を大学に収蔵するべく、英国北部の海岸沿いに位置するガルショウという町に赴くことになる。ちょっとした日帰りの旅のつもりだったが、そうはならなかった。求める『黙示録』の各巻は、この風変わりな町の別々の住人が所有しているというのである──

 英国怪奇・幻想文学界の巨頭、ラムジー・キャンベルが16歳の頃に執筆した「湖の住人」に登場して以来、彼の作品世界の背景に見え隠れし続けた忌まわしき神話典籍、『グラーキの黙示録』。50年もの間、その全容を匿(かく)し続けてきたヴェールが、他ならぬラムジー・キャンベル自身によってついに剥ぎ取られた!

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • warimachi

    クラファン参加しそこねたことに気づいた。

  • Smith, Ordinary. Person.

     ブリチェスター大学で公文書の収集、分類や保管を担っているレナード・フェアマンは、ある目的のために、海沿いにある田舎町ガルショーを訪れた。それは、悪名高い稀覯書『グラアキの黙示録』を手に入れること。町に着いたその晩に提供者の元を訪れたレナードだったが、彼から受領したのは全九巻本の内の一冊だった。残りについて尋ねると、提供者は残りを持っている人物を彼に伝える。次々にたらい回しにされ、町を巡りつつ、着実に本を回収していくレナードだったが、それに連れて、町の雰囲気もまた徐々に妖しさを増していく――。

  • アル

    全編、寂れた海辺の観光地の空気感と、じっとりとした不快感が徐々に強まっていく感覚に満ちている。 ラヴクラフトのインスマスが魚の生臭さだとしたら、ガルショーはかび臭さの混じったクラゲや海綿の様相だろうか。 ドイツ語版から採録されたT.E.D.クラインの解説もかなり良かった。 残念ながら、相変わらずタイプミスや誤変換の校正漏れが多い。

  • ハイランス

    ラムジー・キャンベル著の中編小説「グラアキ最後の黙示」を収録。 クトゥルフ神話のラブクラフトの魔導書ネクロノミコンに対応するのが、ラムジーの魔導書グラーキの黙示録。 図書館職員のフェアマンはグラーキの黙示録全9巻を寄贈すると言われてガルショーの町まで受け取りに来たが、なぜか1冊ずつしか渡してもらえない。 少しずつ受け取り、魔導書を読み進めていくことで奇妙な町の事件に取り込まれ・・・というホラー。ラブクラフトテイストな怪奇事件が堪能できて良かった。

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