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それでも私が、ホスピスナースを続ける理由。 感動のお仕事シリーズ

ラプレツィオーザ伸子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784052059476
ISBN 10 : 4052059476
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ホスピスとは、もう治癒の見込みがない病人に行われる「終末期医療」のこと。そして、その仕事に従事するのがホスピスナース。死の旅に出る人々と、その家族の姿を、著者が体験した実話をもとに物語化した、淡々とした中にも感動がこみ上げる連作短編集。

【著者紹介】
ラプレツィオーサ伸子 : 日本の大学病院で看護師として勤務後、渡米し、がん専門看護専攻で看護修士を取得。その後、アメリカで在宅ホスピスナースとなり、現在に至る。アメリカの正看護師(RN)、ホスピス緩和ケア認定看護師、小児ホスピス緩和ケア認定看護師。二男一女の母。2022年、在米日本人向けに、日本語による、「あいづち日本語傾聴サービス」を起業。ブログ「ホスピスナースは今日も行く」で、アメリカの在宅ホスピスの様子を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 雪丸 風人

    夢を叶えるために渡米したナースの実体験をベースにした作品。自宅での看取り支援という、行きつく先に必ず死がある現場で、使命感に燃える主人公が試行錯誤を重ねながら 奮闘していきます。人の最期にはやはり比類なきドラマがありますね。現実を受け入れられない老人の話や、延命治療ができない幼い子の話、世話をしきれなくなる家族の話など、刺さりまくる話が全編にわたって続くため、時間をかけて読むしかありませんでした。身近な人の死を経験したことのある人には、特に響くものがある作品だと思います。(対象年齢は12歳半以上かな?)

  • はじめさん

    著者の実体験を基にしたフィクション。日本で看護学校を経て大学病院で勤めていた女。米国に留学し、現地で選んだ医療の道はターミナルケアの、ホスピスナース。そこで携わり、旅立っていった人々やその家族とのエピソード。/ 最近は尊厳死も話題になりつつあるけど、死期にさしかかり病院で死ぬのか、自宅で死ぬのか、余命をどう過ごすのかも重視されている。緩和ケアを行うにあたり、医療従事者の助けがないと激痛とかに対処できないもんな。/若くして旅立たないといけない運命というのは悲しいね。金持ちにも貧乏にも平等なのは「死」のみ。

  • エル

    看取りまで行うアメリカの訪問看護の話。必ず訪れる死までの間をよりよくその人らしく過ごせるようにしているホスピスナースは稚拙な感想しか出てこないが、本当にすごいと思う。死を目前にした患者さん、その家族にどう関わればいいのだろうか。ただただ圧倒された。

  • 飲も飲も

    著者の実体験をベースに描かれた本。訪問看護を学ぶためアメリカに留学し、アメリカで在宅ホスピスナースとして働く著者。死ぬまで一生懸命生きたい。

  • いなこ

    訪問看護を学ぶためアメリカに留学し、終末期在宅医療のホスピスナースとして仕事をしてきた実体験をベースに描かれた連作短編。様々な最後、それは年齢に関係なくあった。アメリカと日本とはしくみが違うようだが、登場する従事者たちは只々凄い。生があり必ず死に寄り添うのだから。「その人の生き方を尊重しながら、あらゆる苦痛を緩和し、安らかな最後をむかえられるよう患者と家族のサポート」必ず死は訪れる。そんなふうに逝くのが理想かもしれない。

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