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Etudes Tableaux, Corelli Variations: Melnikov +songs: Brilova(S)

Rachmaninov, Sergei (1873-1943)

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
HMC901978
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

端正ながら冷たくない独特なピアニズム

ラフマニノフはピアニストとして多忙だったのと、ロシアを離れてから創作欲を失ったため、後半生の作品は多くありませんが、それらは執拗なまでに念入りな技法の追求がみられます。その時期の3篇にロシアの俊英メルニコフが挑戦。リヒテルのファンタジーとプレトニョフの端正さを併せ持つピアニズムが魅力です。(キングインターナショナル)

ラフマニノフ:
・練習曲『音の絵』 Op.39(全9曲)
・6つの歌曲 Op.38
・コレッリの主題による変奏曲 Op.42
 アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
 エレーナ・ブリロワ(ソプラノ)

Track List   

Rachmaninov

  • 01. Etudes-tableaux op.39
  • 02. Six Poèmes op.38
  • 03. Variations sur un thème de Corelli op.42

Customer Reviews

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作品39は、第一曲から陰鬱で重い曲想が展開...

投稿日:2008/06/17 (火)

作品39は、第一曲から陰鬱で重い曲想が展開し、早々気安くは立入ることができない雰囲気を今迄は呈していた。メルニコフは、冒頭からノンペダル気味の軽快なアルペジオで、このマッシブで陰鬱なヴェールを吹き飛ばし、その中に隠れていた構造を白日の下に晒していく。ここには周回遅れでようやく辿りついたビアニスト・ラフマニノフの「軽ろみ」がある。クール一辺倒でなく曲の所々で魅せるライブ的な熱いパッションがこの人の美質。歌曲は、既往のロシア歌曲を想像すると少し違和感があり、一聴フランスものかと思わせる繊細かつ軽快な表現が特徴。

marco さん | tokyo | 不明

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