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こわい、こわい、こわい?しりたがりネズミのおはなし

ラフィク・シャミ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784890139767
ISBN 10 : 4890139761
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「ああ、こわい、こわい、こわい」お母さんがそういうのをきいた子ネズミのミナは、「コワイ」がどんなものかを知りたくなってさがしに出かけます。ところが、ライオンのところへ行っても、スカンクや、長生きのカメのところへ行っても、さっぱり答えはみつかりません。そして、さいごにヘビに出会うのですが…。ドイツの語り部シャミによる、「こわい」という気持ちについてのユニークなおはなし。

【著者紹介】
ラフィク・シャミ : 1946年シリア・ダマスカス生まれ。1971年にドイツへ亡命し、外国人労働者によるドイツ語文学の先駆けとなった。『片手いっぱいの星』(岩波書店)はチューリヒ児童文学賞ほか8つの賞を受賞。シャミッソー賞の、第1回(1985年)では奨励賞、1993年には本賞に輝く。ドイツ語圏でもっとも重要な作家のひとり

カトリーン・シェーラー : 1969年スイス・バーゼル生まれ。言語障害の子どもたちに美術を教えながら、イラストレーターとしても活躍。『ヨハンナの電車のたび』(西村書店)で2011年スイスの児童青年文学賞を受賞、2015年に第20回日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞。2012年国際アンデルセン賞、2014年アストリッド・リンドグレーン記念文学賞にノミネート

那須田淳 : 1959年生まれ。著作に『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店・産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞を受賞)など多数。会員誌「鬼ヶ島通信」編集長。1995年よりドイツ・ベルリンに在住。青山学院女子短期大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    絵本。ネコに追いかけられて帰ってきたお母さんネズミが「こわいこわい」と言っているのをみた子ネズミ。「こわい」って何なのかよく分からなかった。外にでて「こわい」を探す。ライオンの大きな声を聞いて、びっくりしたけど怖いとは違う。いろんな動物の「こわいもの」を聞くけどよくわからない。そこへ、ヘビがやって来てひとにらみする。▽恐怖について。子供は「こわいものなんかない」と強がることがあるけれど、それは強がりじゃなくて知らないだけかも。

  • ヒラP@ehon.gohon

    「怖い」という意識を知らなかったら、何事も平気でいられるのでしょうね。 ネズミくんは「怖いもの」を探しに出かけたけれど、最後には怖さを知ったようですね。 危機感を覚えるということはとても大事なこと、安心できる場所があるということもとても大切なこと。 やさしい家庭で良かったですね。 次はネコの怖さを覚えることかな。 長生きカメが、呪文のように怖いものをあげていくところも印象的。 自分だったらいくつ数えられるでしょうか。

  • たーちゃん

    息子は「そんな怖くなさそうだけど…。やっぱり怖いか」と言っていました。

  • Naomi

    「第23回日本絵本賞」候補絵本の1冊。「こわい」って、どんな感じ?体験してみなくちゃ、わからないよね、こわいけれど。

  • たまきら

    「コワイ」を知りたくて旅に出るねずみの若者のお話です。グリムにもあったなあ、そういうの。こちらのオチにはにっこりです。

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