Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• よっち

  読了日：2025/03/10

  私たちに不可欠な7つの「モノ」はいかにして、「安く=チープ化」されてきたか、資本主義が作り上げてきた世界の歴史を読み解く1冊。特定の人間を「自然」に見立てて土地をより安価に活用するようになった初期植民地主義。貨幣が商品となり商品が貨幣となる循環を超えた循環。囲い込みを通じて作り出された近代的な労働。資本主義により生態的に変化した近代的な家庭・家族。低賃金で働かされる労働者が生き延びるための食料。安価な労働とケアを増幅して、時には代替するエネルギー。資本主義はここまで合理的に割り切れたのかと驚かされました。

• 駒場

  読了日：2025/05/15

  結構硬派な本。人新世という言葉が流行っているけど、実際は資本新世である、という話で、「資本主義は未開拓地を利用して、会計士が作成するPLに計上されるものよりもはるかに広い『生命形成』の関係性を利用し支配している」。資本主義は"自然"を安価に(無際限のものとして)利用し、資本主義を動かす媒体として"貨幣"を利用する。貨幣を商品に変え利益を最大化するため"労働"を買い叩き、できるだけ費用をかけずに健康な労働者を維持するため"ケア"を、"食料"を、"エネルギー"を"、"生命"を安価にとどめる

• 呑司 ゛クリケット“苅岡

  読了日：2025/11/15

  資本主義がこのまま進むと世の中はどうなって行くのだろうかと疑問に思っていた。そんな時に手に取った本。自然・貨幣・ケア・食料・エネルギー・生命を安価にすることで成り立つ資本主義がいつまでも続くはずはない。ウイルスと人類だけが破壊を繰り返す生き物なのかと思う。高価なモノを買うことは出来ないが、少しでも正しいモノを求めて生きたいと感じた。

• ryo

  読了日：2025/03/30

  難しい

• Go Extreme

  読了日：2025/03/16

  資本主義と自然:植民地主義 私有化 環境破壊 資源搾取 労働搾取 産業革命 持続可能性 歴史的事例:貿易ネットワーク 奴隷貿易 砂糖生産 経済循環 労働力管理 市場支配 貨幣と資本主義:資本循環 交換流通 国際貿易 貨幣価値 経済的不平等 投資収奪 労働と社会:安価労働 ケア労働 賃金格差 労働運動 女性労働 低賃金 食料と経済:集約農業 食料供給 環境負荷 遺伝子組換え 食品安全 エネルギーと環境:化石燃料 産業効率 温暖化 再生可能資源 環境政策 展望:資本主義批判 社会変革 経済公平性 労働者権利

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