ラウラ・レストレーポ

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サヨナラ 自ら娼婦となった少女

ラウラ・レストレーポ

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Product Details

Genre
：
Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784773809138
ISBN 10 : 4773809132
Format
：
Books
Publisher
：
現代企画室
Release Date
：
January/2010
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
松本楚子, サンドラ・モラーレス・ムニョス ,  

Content Description

舞台はコロンビアの石油の町トーラとそこにある娼婦街ラ・カトゥンガ。そこに娼婦志望の少女がやってくる。野育ちの名もない少女はサヨナラと名づけられ…。スペイン語文化圏の最も注目に値する作家の代表作。

【著者紹介】
ラウラ・レストレーポ : １９５０〜。コロンビア、ボゴタに生まれる。ロスアンデス大学で文学を学び、修士課程で政治学を学ぶ。卒業後は大学で政治学およびジャーナリズムを教える。１９８４年、ベタンクール大統領のもとで、政府とゲリラ組織「Ｍ‐１９」との和平調停委員に任命されるが、交渉は失敗し、脅迫をうけ国外に出ることを余儀なくされた。この経験をもとに最初の作品『裏切りの物語』（１９８６年）が書かれた。ルポルタージュと小説の中間のようなスタイル、歴史的な記録とフィクションが入り混じった作風から出発し、次第にノンフィクションの色合いを深める

松本楚子 : 東京都出身。スペイン史専攻。現在は女性作家を中心にラテンアメリカ文学を研究し、その作品の翻訳・紹介につとめている

サンドラ・モラーレス・ムニョス : １９６８年コロンビア、ボゴタ生まれ。イスパノアメリカ文学研究者。１９９６年より日本在住。現在、早稲田大学他でスペイン語講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Porco

    読了日：2014/09/19

    　世界中からオイルマンが集まるコロンビアの娼婦街で働く、サヨナラという源氏名の女性。その輪郭を、語り手が取材を通して明らかにしていく、という小説です。南米の小説にしては、わかりやすい構成だったように感じました。

  • １００名山

    読了日：2012/02/04

    タイトルが衝撃だが、内容は通俗小説です。 ただし舞台は発展途上であった頃のコロンビアの油田です。 兄は軍隊で不条理な死を遂げ、母は抗議で焼身自殺をし、 幼い妹たちを残しスーツケースを携えて娼婦街にやってくる少女。 本書を発展途上国の底辺で働く労働者と娼婦の昔話として読むか 現在も続く物語として読むかは読者に託されます。

  • cafebleu

    読了日：2010/03/15

    「サヨナラ」は主人公の源氏名。暴力とユーモア満載で面白かったけど、装丁がぱっとしない。初刷1000部だって。泣ける。読んであげてください。

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