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ガザ・キッチン パレスチナ料理をめぐる旅

ライラー・エル=ハッダード

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865937084
ISBN 10 : 4865937080
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「人間にとって食とは、故郷であり、歴史であり、抵抗である」(パレスチナ問題研究者・岡 真理)。ガザの料理人、農家、商人たちの仕事ぶりを切り取った美しい写真と、ガザの人々の料理とレシピ、伝統、家族についてがわかる本体338ページ。

※本書は2016年にアメリカで出版された『The Gaza Kitchen: A Palestinian Culinary Journey』の第3版(2021年刊)の日本語翻訳版です。翻訳に際し、一部表現を変更している箇所があります。

※表紙デザインは変更になる場合があります。

【著者紹介】
ライラー・エル=ハッダード : 受賞歴のある作家・講演家・社会活動家。ガザ出身の両親のもと、クウェートで生まれた彼女は、現在は夫と子どもたちとともに、アメリカ合衆国のメリーランド州に暮らしている

マギー・シュミット : 作家・研究者・翻訳者・教育者・社会活動家。ハーバード大学を卒業後、マドリード自治大学大学院で学んでいる。地中海地域の政治的・社会的現実を理解するため、さまざまなメディアで活動し、一般市民の日常の営みを理解することを目指している

藤井光訳 : 1980年大阪生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授

岡真理 : 1960年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    友人・ジェニファー主催の「サイレントブッククラブ」にて。読み友さんの感想を読んで、出会えたことに感謝です。もちろんレシピ本としても素晴らしいのですが、現在世界でも一番苛酷な状況下にある国で、食という文化を継承している女性たちを記録した貴重な書でもあると思います。ガザに住む人たちを「人」としてきちんと紹介し、その文化を「パレスチナ料理」として記録することの重要性に全く気づけませんでしたーこの本でイスラエルによる「パレスチナ料理のイスラエル化」が行われていると知るまでは。…失ってはいけないと強く思いました。

  • TATA

    オレンジページの料理本。ただ、紹介してくれるのは有名人のレシピじゃなくってガザの主婦だったり、おばあさんだったり。オリーブオイルとニンニクをふんだんに使って。日本だとなかなか作れそうにないレシピだな、こりゃ。勿論ガザなので生活の不自由さやそんな中でも笑顔の写真だったり、読み応えはあります。こんなアプローチのパレスチナ関連書籍っていうのも新鮮で興味深く読めました。

  • Toshi

    パレスチナ・ガザ地区のウンム(母さん)たちのレシピとイスラエル支配下での厳しい生活を紹介する。地中海に面しシリアとエジプトに挟まれたこの地は古くから交通の要衝であり、食文化もバラエティに富んでいる。本書の出版は2016年、その後この地に起きたことは誰もが知るとおりである。ここに紹介された農場や菓子工房はおそらくこの世に無く、ウンムや子供達の笑顔も消えたであろう。ある女性の言葉が重い。「あまりにも長い間パレスチナ人の存在を消すことに費やされてきた語りに対する、文化そして料理を通した私なりの抵抗なのです」

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