SLCから出てた国内盤の方を持っています。1960年代の宇宙開発競争と超音速機への挑戦を描いた実話映画「ライトスタッフ」と、日本ではNHK BS2で放映された豪華キャストの超大作ドラマ「南北戦争物語 愛と自由への大地」の音楽をカップリング収録したスコア盤(交響組曲)です。どちらも実際に劇中で使われた演奏(オリジナル・サウンドトラック)ではありません。 オリジナル・サウンドトラック盤については、本盤と同じヴァレーズ・サラバンド社から、「ライトスタッフ」は3,000枚限定盤が2009.7.13発売、「南北戦争物語……」は2,500セット限定の4枚組CD-BOXが既に発売中ですので、それを踏まえて交響組曲ヴァージョンが欲しい方にはオススメです。 日本だとアニメで「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」とか「交響詩ガンダム」「交響曲イデオン」といったレコードやCDがオリジナル・サントラ盤とは別に売られていますが、そういった存在の１枚です。

　実話本が原作の映画「ライトスタッフ」と、ジョン・ジェイクス原作、パトリック・スウェイジ主演の大型TVドラマ「南北戦争物語 愛と自由への大地」のカップリング盤。前者は「ベストキッド」とのカップリング盤が、後者は本品と同じVARESE SARABANDEから(4枚組2,500セット限定盤、2008年発売)、各々オリジナル・サウンドトラック盤CDが別途出てますが、本品のは両作品とも劇中使用の演奏ではなくアルバム用の交響組曲です。「ロッキー」とはまた違う、ビル・コンティ氏のフルオーケストラの魅力が堪能できますので、交響組曲でもよければオススメ

　大作TVドラマ“NORTH AND SOUTH”の邦題は「南軍と北軍」じゃなくて「南北戦争物語 愛と自由への大地」です(「若き勇者たち」「ゴースト ニューヨークの幻」のパトリック・スウェイジ出演作)。国内盤メーカーの故・SLC社が「南軍と…」って書いてたのね。 　このテーマ曲がもう、「風と共に去りぬ」を凌駕するくらい壮大で感動的！ドラマティック!!この１曲だけのためにでも、このCD買う価値あります!! 　「ライト・スタッフ」の曲もいいですが、痛いのは、どちらもオリジナル・サウンドトラックじゃなくてアルバム用の新録音であることです。